みなさんこんにちは。

モンテッソーリ教育という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
将棋の藤井聡太棋士やマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ、歌手のテイラースウィフトなどが受けたことで有名です。
モンテッソーリ教育とは、女性で医学博士であったマリア・モンテッソーリ博士が考えた教育法です。
大人が一方的に価値観を教えるのではなく、子どものやりたい・触りたいなどの興味や発達段階を理解し、環境を用意してあげることで子どもの成長を促していく教育法です。

日本でも未満時保育・乳児保育でこの教育法を取り入れている保育園もあります。
しかしあまりまだ広まっていない為、課題ですが、ご家庭で教育のスタイルを取り入れていただくといいかと思います。

教育の内容としては、発達段階に合わせて5つの分野に分かれています。
子どもが自分から興味を持ったものに触れていき、納得がいくまでじっくりと学んでいき、自由に子どものペースで活動をします。

1、【日常生活の練習】

子どもは大人の真似を何でもしたがりますよね。
それを利用して、自分の身体を思いどおりにコントロールする能力を身につけることができます。
具体的には、歩いたり、はさみで紙を切ったり、コップに飲み物を注ぐなど、子どもにさせる準備をします。

2、【感覚教育】

人間はさまざまな情報を感覚器官によって収集しています。3歳頃の子どもは、感覚器官がほぼ発達をしており、さまざまな感覚に対してとっても敏感になっています。
感覚教育によって、観察する力や考える力も身につけていくことができます。
そしてこの後にお伝えする分野の基礎になっていきます。

3、【言語教育】

子どもは最初からおしゃべりができるわけではないですよね。
子どもは「言語の敏感期」の時期にパパママが話している言語や環境でその言語を母語として覚えていきます。
またその環境にある文字に興味を持ち始める為、4歳頃から絵本や単語並べなどの「教具」を使うことで、言語を豊かにすることをできます。

4、【算数教育】

数字や物の大きさ、量に興味を示す「数の敏感期」の時期が子どもにはあります。
食べ物やパイクのナンバーなどなんでも数を数えたくなるので、100並べや算数棒の教具を取り入れることで、数字を覚えていきます。
そうすることで、子どもは足し算や引き算などができるようになります!

5、【文化教育】

文化教育は、先ほどお伝えした「ことば」と「数」以外の分野です。
音楽、歴史、地理、天文学、地学、動物や植物など、小学校でいう社会科、理科の分野です。
日本地図のパズルや動物の図鑑などを使うことで養うことができます。


簡単に説明しましたが、自立や積極性、集中力を身につけられる教育法となっています。
日本の教育とは全く違いますが、自分で考えて学び吸収していけるようにサポートすることが大切です。