2歳頃には、自我が芽生えてきます。
たくさんの本を読んで、感情を豊かにしていける時期です。
生活習慣を身につけるなら、真似が出来るような絵本がお勧めです。
絵本をうまく利用して、お子さんの可能性をもっと広げていきましょう。
2歳児は、びっくりしたり発見しながら感性が養われてくるので、
好奇心をかきたてるようなストーリー性がある作品を選んでみると良いと思います。
また、お子さんが真似したくなるようなお話しを選べば、楽しく習慣を身に着けることも出来ます。
この時期は、自己主張も強くなり、イヤイヤ期が始まる頃でもあります。
そんな2歳児にお勧めの読み聞かせ絵本をご紹介させていただきます。
14ひきのぴくにっく
いわむらかずおさんの代表作「14ひき」シリーズ。明るい陽射しの下で、
本当に一緒に春のピクニックに出かけているみたいな気持ちを味わうことが出来ます。
お昼は、14ひき家族で輪になって一緒に食べます。
子どもたちを夢中にさせるのは、美しい風景です。
森の木々や、草花そして、その中には可愛らしい生き物たちがいます。
子どもたちは、まるで自分で見つけたように得意気な顔をして教えてくれます。
わくわくし、子どもたちを夢中にさせるのは、小さなねずみたちの目線で描かれていることも理由です。
好奇心を掻き立て、世界観の広がるこの作品は、お勧めの一冊です。
雨、あめ
雨の中おねえちゃんとおとうとが、水たまりであそんだり、
いつもと違う雨の世界を見て発見するすばらしい雨の一日を描いた、ことばのない絵本です。
雨の日の楽しさが溢れ、いきいきと描かれた雨の中での発見、
クモの巣に光る雨のしずくや水たまりに広がる波紋、雨上がりの庭の澄んだ空気など、
そのいきいきとした風景もとても美しいです。
きっと、お子さんもこの絵本に出会えば雨の日が楽しみになるのではないでしょうか。
雨の日ならではの美しさを再発見でき、大人も子供も雨の日が好きになって一緒に
雨の日のお出かけを楽しめるようになるのではないでしょうか。
ずっと大切にしたいお勧めの一冊です。
ねずみさんのながいパン
「ねずみさんのながいパン」は、かわいい動物たちのお食事シーンがたくさん登場する
絵本です。長いパンを持って、ねずみさんがどこへ行くのか想像しながら読んでみてください。
動物が好きなお子さんにおすすめです。