みなさん
こんにちは
今回は赤ちゃんや子どもに多い
「とびひ」
についてです。
とびひはどんな病気なのでしょうか?
正式名は 「伝染性膿痂疹」 といいます。
高温多湿になる5月~夏にかけて皮膚の抵抗力の弱い
0~6歳の
子どもに多く見られるそうで、虫刺されやあせも、かき傷、すり傷、湿疹などに
細菌が入り込んで起こります。
この時期子供たちはよく蚊に刺されますよね。
どこでもベープをつけていてもなんで?というくらい刺されるんです
そんな虫刺されもかきむしってしまうと・・・・
大変なことになるかもしれません
身体にできた水疱があっという間に全身に広がる様を
火事の火の粉が飛び火することに似ているため
この 「とびひ」 と名前がついたとか。
とびひには2種類あるそうです。
水ぶくれができるもの(水疱性膿痂症)→ほとんどのとびひはこのタイプ。黄色ブドウ球菌が原因。
かさぶたができるもの(痂皮性膿化症)→炎症が強くリンパ節が腫れたり発熱やのどの痛みを伴うこともあります。
とびひに似た症状に
アトピー性皮膚炎、水いぼ、あせも、接触皮膚炎、水ぼうそうなどがあります。
あれ?と思ったら
自己判断は禁物
できるだけ早く病院に行きましょう。
皮膚科の先生は見ればすぐにわかる病気だそうですよ。
大切なことは
患部を清潔に保ち
爪を短く切り
よく手洗いをして
患部をかかないようにすることです。
とびひはうつる病気なので、同じタオルを使わないなど
人と同じものを共有しないよう気をつけたいですね。
黄色ブドウ球菌がつくる毒素が全身に回って皮膚が真っ赤に腫れて高熱を伴う
SSSS(黄色ブドウ球菌性熱傷性皮膚症候群)が起きることもあります。
こうなると入院治療が必要になってくるそうです。
症状が軽いうちに医療機関を受診して適切な治療を受けましょう