おはようございます。
最近は朝はマイナス2、3度になりますが、
午後は暖かい陽がさしてとても気持ちが良いです。
息子の補助輪無しの自転車の練習もかねて今週は2回、近所の公園に行ってきました。
スペインの紅葉は黄いろになる木が多いですが、珍しく紅く(というかオレンジに近い色に)なっている木があったので写真に撮ってみました。
さて、本題の時間を買うということ。
どういう事かというと昨年の9月から学校が提供サービスを利用することによって時間買うということが出来ましたというお話です。
子ども達の行っている学校は0歳~18歳までが通っているマンモス校で幼稚園、小学校、中学校、高校までが同じ敷地内にあります。
(1学年は1クラス25人×4クラスあります)
娘の小学校は8時半~14時、息子の幼児部は8時40分~13時55分です。
14時に2人をピックアップして家に帰ってくるのが大体14時半、それから家で昼ご飯を食べるというスタイルです。
以前の悩みは学校の送り迎え時に費やす時間の多さでした。
ある程度の年齢に達した子ども達&家が近い子ども達を除いて、
子ども達が自分で行って帰ってくるという文化ではないため、
送り迎えの車でダダ混みする学校周辺。
朝も始業時間近くになると学校周辺が車で溢れかえっていました。
そのため、8時半すぎに学校近くにいくと遠くに車を置いて
結構な距離を歩かなければなりませんでした。
息子が抱っこ抱っこで歩きたがらなかったので門の近くに駐車をするために朝早く家を出ていました。
以前、朝の学校送りの場合...
場所取りのために8時すぎに家を出る→
車で時間になるまで待機→
歩いて小学校の校舎入り口まで行き先生が出てくるまで待機→
娘を見送ってから幼児部の校舎まで歩く
(その時点でもう息子は歩かない→抱っこ)→
8時40分過ぎ、校舎の扉を先生が開けるまで待機→
息子を見送る→
帰りも一斉に帰るため学校前は渋滞→
帰ってきたら大体9時前
朝だけで子ども達を学校に連れて行く所要時間がは約1時間でした。
さて今利用している朝のサービスとは、8時前から幼児部の食堂を開放してそこに子ども達を連れていくと先生たちが見てくれるというサービスです。
このサービスの最大の利点は、小学生の娘と幼児部の息子を同じ場所に連れて行けるという所です。
授業開始少し前に、幼児部の食堂から息子はそのまま教室まで少し移動するだけ、娘は引率の先生が小学校の校舎まで送ってくれます。
また家を出る時間はそんなに変わらないので、子ども達が朝起きる時間も以前とさほど変わっていません。
何が変わったかと言うと「待つ時間」と「移動時間」です。
車の中で待機する時間、
先生が出てくるまで待つ時間
校舎間の移動時間、
幼児部の扉が開くまで待つ時間
渋滞の時間の短縮
この時間を短縮する事によって、以前は1時間かかっていた朝の送り時間は約20分で済んだため、毎日40分の短縮となりました。
40分×週5日=200分
200分×4週間=800分
一か月で800分、なんと13時間もの時間を節約することになります。
気になる朝のサービス利用料は1か月一人€32、2人なので2人で毎月€64(現レートで7783円)かかります。
もし子ども達が嫌がるならこのサービス利用もすぐに止めていますが、食堂には違う学年のお友達が沢山いるので学年の違う友達もできたり、歩く時間待つ時間もかなり減ったので子ども達も満足している様子です。
月約8000円で13時間を貰う、私はとても良いと思います。
迎えの時は迎えだけで、以前は1時間半くらい要していましたが今はこれまた車で待機する時間を減らしたので1時間くらいです。
かなり短縮されたとは言え、今も送り迎えの時間は午前午後と合わせて1時間20分かかっています。
まだまだ学校に費やす時間は多目ですが以前と比べるとお金を払ってでも自分の時間が持てた事で心に少し余裕が出来たことは確かです。
そして待つ時間がとても嫌いな私にとって、ストレスもかなり軽減できました。
ということで、今日はお金で時間を買って良かったというお話でした。
では皆様、良い週末をお過ごしください。