京都の京セラ美術館にて開催中の『村上隆 もののけ 京都』展に行ってまいりました!
9年前に開催された『五百羅漢図』展を見逃していたので、とても楽しみでした。
しかも今回は、ならんとさん、美紅さん、ぴちょんさん、と敬愛する『ベルサイユのばら』関連の二次創作仲間と一緒🌹✨
行く前からもう楽しい時間が過ごせると決まったも同然のイベント。ドキドキワクワクしながら行ってまいりました💓
京セラ美術館は建物自体も大好き。
いわゆる帝冠様式というのでしょうか。昭和8年開館で、日本で現存する最も古い公立の美術館だそうです。
令和2年に現館長の青木淳氏、西澤徹夫氏の共同デザインで現代アートに対応した新館『東山キューブ』を増設してリニューアル。
青木氏は表参道のルイ・ヴィトンビルなど国内数箇所のルイ・ヴィトン店舗のデザインを手掛けておられるそうで、そういう繋がりで今回の村上隆展も実現したのかな?
いかにも京都らしい和とどこかモダンな雰囲気がマッチした粋な佇まい。
外観だけでも見ていて飽きません。
正面の大階段を登り切ったらいきなり現れる壁一面の桜のお花たち!🌸🌸🌸🌸
目にした瞬間『わあー!!』と上がるテンション!
歓迎されている、と全身で感じる幸福感がすごい✨
入ってすぐの壁面には平安京洛中図。陰間茶屋があったり、金魚売りが商いをしていたり、往来で子どもが遊んでいたり……の中に、ところどころポツンとあたりまえのようにいる異形のお花。
ちょっとヒエロニムス・ボスっぽい雰囲気のある壁画がとても面白かったです。
他にも、京都の町を護る四神をちゃんと方角も五方に則って展示してあったりと、京都ならではの作品や展示の仕方が興味深かったです。
(ちなみにそんな展示を観ながらも『オスカルさまは朱雀ですよね!』『アンドレはやっぱり玄武かなぁ』などと妄想が止まらないわたくしたち😅ついでに言えば、青龍はジェローデル、白虎はアランでしょうか……イネス的には)
もちろんカイカイキキやいわゆるサブカルチャー的な作品の数々もたくさん展示してあり、どれも魅力的でした!
この辺りはよくわからないのですが、アキバ系の萌えキャラっぽいフィギュアや等身大のイラストもあり、どれもとても可愛くて好きでした💖
表情やプロポーションに品がある。このひとがオスカルさまを描いたら、どんなふうになるんだろう……とちょっと思いました。見てみたい!
そして庭にはこんなオブジェが✨
金の巨大彫刻『お花の親子』
ヴィトンのトランク部分も含めて約13メートルの高さがあるそうです。
青空を背景にすっくとそびえ立つお花の親子は眩しくて楽しくて✨
けど一抹の不安を感じさせる……これは何なのでしょう?不思議な魅力のある作品です。
そして美術展のもうひとつのお楽しみ、グッズ。
今回はこちらをGET。
カイカイキキのヘアクリップ。
そこそこなお値段で悩みましたがぴちょんさんの『買っちゃえ〜!』に背中を押されて購入😆
仕事につけて行くのが楽しみです。
ちなみに『カイカイキキ』とは江戸時代の絵師狩野永徳の作品を評した言葉『恠恠奇奇』がもとになっているそうで、『怪しく、しかし魅了される』という意味だとか。まったくその通り〜🌟
京セラ美術館を出て、すぐ近くの京都モダンテラスにてランチ🍽
わたくしは牛タンのカレーコース🍛
スパイシーさはあまり感じなかったのですが、フルーツや野菜の甘みが強く感じられる優しいカレーでした。
選べるデザートはあんみつとチーズケーキ☕️
上品な甘さで美味しかったです。
おしゃれな空間で妄想トークが止まらないわたくしたち😆😆😆😆
場所を変えて京都駅まで戻り、それぞれの電車の時間ギリギリまでしゃべる、しゃべる!
日常のこと、ベルばらのこと、オル窓のこと、二次創作のこと……泉のようにおしゃべりのもとは湧き出て尽きません。
創作の場とはいえ支部はやはりSNSの一種。
ならではのトラブルや、トラブルとまではいかずともなことはたまにあります。
そういう諸々を受け止め、わかってくれて、元気づけてくれる仲間たち。
この年齢になってこんな仲間に出会えた幸せ
自分もみんなにとってそういう頼りになる存在でありたいな、と思いつつ、新幹線に飛び乗ったのでした。