九州北部は快晴
今日は母の7回忌の法要でした
6年なんてあっという間
でもその間に腰と肩はいかれるわ
胆嚢は取っちゃうわで
身体の方は確実にボロボロになってます
さてさて本題です
今日からAmazonプライムビデオで
ゴジラ祭りをやっとります
(個人的な不満をちょっとだけ
こどもの日にも因んだ企画なんだろうけれど
それならば
なんで
「ガメラ」は
無視なんじゃ
稲爺心の俳句)
旧作から新作まで
Amazonprime会員であれば手出し無し
事実上無料で観れちゃう
もちろん
昨年アカデミー視覚効果賞を取った
「ゴジラ-1.0」 とて例外では無いんですが
注目すべきは
「シン・ゴジラ:オルソ」
「ゴジラ―1.0/C」
と言う、両映画のモノクロ版も
無料公開なんです
噂だけは聞いとったんですが、あの映像を
モノクロで観る事が出来る
「ゴジラ-1.0」の方は見落とし箇所の
再確認で絶対見たいと思ってたんだけど
まさか、モノクロ版までもが見れるなんて
で、早速見ました
まぁ内容に関しては変更は無いようです
(修正があっても、私じゃ分かんない
あ
一つだけはっきり分かったのがあった
最初の「東映」テロップが
カラー版の後に
モノクロ版も新たに書き起こされてます)
まずは
「シン・ゴジラ:オルソ」
一部には「ゴジラ-1.0/C」が、思ったより当たったから
二番煎じで作ったと思われておられる方が
一定数いらっしゃるようで、その旨の記述が
ネットに散見されるのが非常に残念です
「ゴジラー1.0(カラー版)」の公開よりも
オルソの方が先なんですよ、念のため
だって「ゴジラ-1.0」の公開記念イベントで
最初の公開が行われたんですから
オルソってぇのは なんでも
「モノクロフィルムの一つで赤系統の色が感光されない特色を持つ「オルソクロマチックフィルム」 の略称で
現在主に流通しているモノクロフィルム「パンクロマチックフィルム」よりもフェイストーンが重くなる 」
んだそうで、この特性を生かして作成されたものとの事ですが…
ち~ともワカラン
で、実際に観て思ったのは
ゴジラってモノクロと親和性が高いなぁって事
それと、モノクロになると一気に「昭和感」が増しますね
当時最新鋭の一〇式戦車もF-2戦闘機も
「ゴジラ」のM24軽戦車みたいに見えちゃう
(最初の「ゴジラ」では戦後国産初の六一式では無くて
アメリカが警察予備隊に貸与したM24「チャーフィー軽戦車」で
ゴジラと闘いました)
街並みも、群衆も色を失うだけで昭和感増しまし
ただ色を失っただけではなく
そこは最新のデジタル技術の賜物
ディテールはより強調されてます
例えば、第一形態
尾っぽがのたうつ有名な映像のずっと前
矢口が赤坂さんに窘められる辺りのカットインで
水蒸気の中を移動する背中が
波間に割りと明確に確認できます
また夜間のゴジラ進撃シーンなどにおいては
むしろカラーの時よりも恐ろしさが
倍増しているように思われました
あとね
この映画にも
鬼籍に入られた方(首相役の大杉漣さん )や
芸能界を去られた方(自衛隊連隊長役のピエール瀧さん
いい味を出す役者さんに成ってのに本当にもったいない)が
出て居らっしゃって
もう8年前(2016年公開です)の映画なんだなぁって
感慨深いもんがありました
お次に
舞台が昭和初期である
「ゴジラ-1.0/C」は、当然の事ながら
さらにモノクロ親和性が高く
鑑賞していて思い出されたのが
「ウルトラQ デジタルリマスター版」
もう昭和に作成された映画に見えちゃって
違和感がない
むしろ個人的にはこっちの方が好き
面白いもので
モノクロになると
神木隆之介さんをはじめとする役者さん達が
古の昭和の銀幕のスターみたいに見えるのですね
本作の渡辺美波さんなんて河内桃子さんと並べても
違和感ないんじゃなかろうか
(余談ですが 今回両作を観て
今更ながら「ウルトラQ」の映像クォリティーの高さに
脱帽しました
19ミリが主流のTVドラマにあって
円谷監督の意向により
あえて金が掛かる、映画で主流の35ミリを使用して
作製していたそうですが
内容や特撮の技術面はともかく
こと映像に限れば
映像ノイズを除去した「ウルトラQ」の
デジタルリマスターモノクロ版は
最新作のモノクロ版に遜色のない出来であるように
私には感じられました)
「ゴジラ-1.0」に関しては
アカデミー視覚効果賞を受賞した事で
特撮に興味のない一般ピーポーにも認知度が高く
最初のシナリオでは、敷島がゼロの20ミリ機銃で
呉爾羅 を撃っちゃって
怒った呉爾羅に整備兵が殲滅される準備稿もあったけれど
敷島を神木隆之介さんが演じられる事に決まって
公開版の形になったとか
小僧こと 水島四郎 (山田裕貴)が最初のゴジラとの邂逅
機雷掃海艇でゴジラと機雷戦を展開し
重巡高雄が轟沈する所で死亡する予定だったとか
本当は大石典子(渡辺美波)は爆風に飲み込まれて死亡する予定だったが、監督の「敷島を典子に合わせてやりたい」と言う
思いから変更になったとか
山崎監督の口から「ラストの典子の黒い痣はゴジラ細胞であり、
そのおかげで典子は生き延びることが出来た」とイベントで
明言されたとか
当然の事ながら東映で続編作成の動きがあるとか
その後の情報は色々出ておりますが
無料で観なおせて、見落としていたラストシーンで
明子が典子に近づかず
怖いものを見るような顔で観て居るシーンを確認出来ただけでも
私としては十分に元が取れちゃいました
で~も~
お陰様で法事の後はなぁ~んもしとりません
明後日には盟友しかた君が遊びに来るのに
この汚部屋どうしたもんだか
ま、すき間に座ってもらいましょ
私は何も悪くない
こんな時にゴジラ祭りなんてやる
Amazonが悪いんじゃ~っ
よ~し
方針も決まって安心したから
今度はカラーで観なおすぞ~っ
もしも
この長い駄文に
最後までお付き合い下さった方が
いらっしゃいましたら
あなたの優しさに
感謝致します