天皇誕生日の祭日もウォーキング。

今回は後半のお話です。

検見川神社から京成線で一駅、稲毛駅で下車してみます。

駅から海の方に向かって少し歩くと、稲毛浅間神社があります。

こちらは正面。

以前参拝した際の写真になりますが、まずは正面から紹介させていただきます。

私にとっての謎の場所なので、まずは正面から紹介しますね。

実はこちら、二の鳥居なんですよ。

写真の手前には国道があり、通りの向こうに一の鳥居があります。

立地上、今は誰もくぐれそうにない私有地の、きわきわのところに鳥居が立っているのです。

一の鳥居と、二の鳥居の間。

いわゆる参道であるべき場所は。

片側3車線ある交差点手前の、幅広な交通量の多い国道で分断されているんですよね。

で、中央分離帯にだけ、何故か歩道があります。

横断歩道とはなっておりませんのに、中央分離帯にだけ、横断できる歩道があるのです。

つまり人は渡れないのです。

明らかに、神様の通り道なわけです。

不思議な参道で、罰当たりな気持ちにもなります。

ここを車で通るたびに、神様が轢かれやしないか？と、奇妙な罪悪感。

例えば、参道自体が車道になっていて、鳥居をくぐる光景はよく見かけます。

でも参道を分断するような車道は、とても珍しい気がするのです。

そんな不思議の理由を資料で見つけました。

その昔、実は一の鳥居は海の中にあったそうです。

つまり、この国道あたりは海だったわけです。

なるほどな…。

でも、後からこうした作りにしたことは、良いのか？悪いのか？

やはり謎です。

さて今回は、それらとは別の本殿の北西に位置する鳥居から参拝致します。

先日参拝した時に、こちら側まで行かなかったので、初めましての神様。

厳島神社です。

芸術の神様ならば、ご挨拶せねば！

音楽活動で人々の幸福と平和のお手伝いをさせて頂きたく…うんたらかんたら…のInekoと申します…うんたらかんたら…よろしくお願いします。

さて、稲毛浅間神社は

主祭神が木花咲耶(コノハナサクヤヒメ)

配祀神には邇邇芸(ニニギ)と猿田彦が祀られています。

三柱とも古事記に神話があります。

ニニギといえば、大国主が国造をしたあと国譲りがあり、その後アマテラスの命を受けてこの国を統治します。

コノハナサクヤヒメは、そのニニギの妻。

美人薄命を絵に描いたような美しさで、ニニギに一目惚れされて妻となり、３人の子を設けます。

なので、こちらは縁結びや安産の御祈祷もされているようでした。

ちなみに、３人の子のうち一人が初代天皇と言われています。

さて、そもそも浅間神社とは富士にありますが、808年にこちらに勧講したことから始まったとされる歴史があるようです。

富士の浅間神社も、コノハナサクヤヒメが祀られております。

山の神でもあられます。

改めて、今日は天皇誕生日。

2月23日。語呂から富士山の日でもあります。

なんだか感慨深いです。

境内には、先ほどの厳島神社の他にも複数の神様が祀られています。

こちらは八坂神社。

八坂さんといえば、京都の八坂神社ですが…そう！その八坂神社です。

先ほど電車移動する前に参拝した、検見川神社でも祀られいたスサノオと、また出会うことができました。

他にも、稲荷神社や大宮神社などなど。

本日、2社目に稲毛浅間神社を訪ねましたのは、前回忘れてしまった御朱印帳に御朱印いただきたく。

天皇誕生日の日付の入った貴重な御朱印となりました。

出雲や京都や広島や富士山や…あちこちに行かなくても、神様にご挨拶できるって、すごいことなんじゃなかろうか…

とかなんとか（笑）

つれづれなるままに思ってみました。

御朱印めぐりしてみると、一つの神社で複数の神様にご挨拶できるという、なんだか不思議？いや、神社ってそういうところなの？

当たり前のことなのかもしれないけれど、なんだか不思議にも思いました。

日本人はやはり、八百万の神を持つゆえ、一柱だけではなく、数柱の神様を祀るお社を作ってきたということでしょうか。

思いを馳せると、いろいろな想像が働いてしまいます。

ウォーキングしながらの散策は、身体も心地良く、心も晴れやかになりますね。

ここから、海の方へ向かって稲毛海岸駅を目指しましょう。

帰ります！

今回は15000歩を超えましたよ。

ではまた、最後にライブ告知させてください！

▪️ライブ告知▪️
2021年3月28日（日）
12:30〜／ 14:00〜
※2ステージ観覧無料
豊洲ぐるりパーク
有楽町線　豊洲駅　下車3分

▪️その後のスケジュール
2021年5月4日(火)
栃木県　大笹牧場
大笹フェス
※詳細は決定次第お知らせします

稲毛浅間神社の謎