アウターゾーン。 | I NEED A DRINK.com

アウターゾーン。

不思議な話というのはあるものです。

 

 

 

ある晩、私は恋人と一緒に夜道を歩いていました。

 

22時を回った頃だったでしょうか…

 

 

電車を降り、家路を急ごうとしていたときのことだったのです…

 

 

突然、目の前の男が駅前に止めてある自転車を倒し始めました!

 

一台だけではありません。何台も、何台も…

 

酔っ払いであれば大声など出してもよさそうなものですが、無言のまま次々に自転車を倒していきます。

 

(((( ;゚д゚)))アワワワワ(((( ;゚д゚)))アワワワワ

 

二人して少しおびえながら、その男と距離をとって歩いていると、すべての自転車を倒しきった男が!

 

 

 

駅裏にとめてある自転車まで倒しに行き始めたのです。

 

遠くからがしゃんがしゃんと音が聞こえます…。

 

 

おびえながらも、ほっと胸をなでおろした私たちに、次なる恐怖が襲ったのです!

 

 

後ろから自転車で来た別の男が

 

 

私たちのすぐ前に自転車を止めると

 

 

とめてあった他人の自転車のサドル

 

自分の自転車の籠に入れて

 

去っていったのです。

 

 

ちなみに無表情。

 

俺たちは何が起きたのかわかりませんでした。

 

( ゚Д゚)( ゚Д゚)ポカーン

 

彼はいったいあれを何に使うつもりなんでしょうか。

 

サドルだけあっても自転車は走りません。

 

そんなに座り心地のよさそうなサドルでもないのに

 

 

 

 

ここは不思議の町。

 

あなたのそばにもアウターゾーンはあるのです…