ペプチド系伝達物質であるエンケファリンや
β-エンドルフィンは、
内在性オピオイドであり、モルヒネ同様の作用を
もつとされています。
いわゆる脳内麻薬とも言われ、鎮痛作用、
多幸感をもたらします。
私も学生時代から体験のある「ランナーズハイ」。
持久走やマラソンなどで苦しくても走り続けると
次第に気分が高揚し、快感となってくるのは、
エンドルフィンの分泌によるものとも・・。
先日のJAA認定アロマコーディネーターのレッスンは、
香りの精神的作用を中心にさせて頂きました~
神経伝達物質と精神的作用、
それに対応する精油たちのご紹介です。
そして、レッスンではお話しておりませんが、
β-エンドルフィンは、
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)などと同様に、
プロオピオメラノコルチン(POMC)の
プロセシング(装飾)により生じる
多くのペプチドホルモンのひとつになります。
ストレス時に視床下部からCRFが分泌されると、
下垂体前葉からPOMC(285個のアミノ酸)が
いくつかのペプチド断片に分割されて生じるものとか・・。
(ACTHは下垂体前葉で、
β-エンドルフィンは中葉でプロセシング)
そして、β-エンドルフィンは、受容体に作用し、
モルヒネ様作用を発揮します。
ストレスなどの侵害刺激により鎮痛、鎮静に
働くとのことですが、
ドーパミンにも関連し、多幸感も・・。
たかが香りですが、深すぎるくらい感動ものです~
JAA日本アロマコーディネーターテキストには、
・イランイラン(バンレイシ科)
・クラリセージ(シソ科)
・ジャスミン(モクセイ科)
・ローズ(バラ科)
などの精油がいくつか紹介されています。
香りが及ぼす精神的作用と伝達物質、
アロマテラピーで心と感情をコントロール~
また昨日は、アロマハウス イネド名古屋車道校にて、
JAA認定AHR (フルボディーの実技練習)。
秋受験に向けて、
モチベーションあげていきます。
そして午後は、江南校。
ナード アロマ・アドバイザー試験と
アロマ・トリートメントのお客様でした。
皆様、お疲れ様でした~
レッスン以外にも是非、香りを継続して
ご活用下さいね。