こんにちは、ゴールデンウィーク終わって
日常が戻ってきました。

さて、しばらく前に若者サポート『ソーシャル ラーニング アフタースクール』のクラスで、大学で教鞭をとられてる方に『リーダーシップ論』について講義いただきました。

私的にとても興味深いお話でした。
そのお話を聞いての私見を少し述べてみたいと思います。

リーダーと言われる人が必ずリーダーシップをバランス良く獲得できているかというとそういう訳でもありません。

リーダーと思ってる人でも実はリーダーではなく
ボスである場合も多いと思います。

中小企業の経営者の多くはボスであってリーダーではないと思うと納得できると思います。
本来リーダーというのは、周りの人が認めてリーダーになることが多いかもしれません。
もちろん小さなグループのリーダーはこの限りではありませんが。

リーダーになる人は自分の意思に関係なくリーダーとならなければならないこともあります。
このリーダーがバランス良くリーダーに必要なリーダーシップ力を獲得しているかといわれるとそうでもないかもしれません。

ずーっと昔、東京でNPOを立ち上げようと思ったことがありました。東京での方が協力者が早く集まったからです。でも、そのうちに私を置いていろんなことが進み始めました。私にもすべて報告してほしいとお願いしたが、それは、必要ではありません。というような事を言われた気がします。私はその時友人にこの状況を相談しました。すると友人は
『やまもとさんにはリーダーシップが無いからよ』と指摘されました。
私はリーダーシップについての書籍を何冊か読んだ記憶があります。内容は覚えていませんが。笑
どうしたらそのリーダーシップが自分にも備わるだろう?と。獲得せねば。と焦りました。

程なくしてNPOの立ち上げは諦めました。
白紙に戻しました。本当にいろんな方に迷惑をかけたと反省しました。それでも、私がやりたいこと、進めていきたいことに私を置いていかれることに納得いかなかったんです。

今思うと私に必要だったのはリーダーとしての役目を果たすことだったと。その時にはリーダシップ力はまだ必要ではなかったのかもしれません。なぜなら、協力者の人はある意味私をリーダーとして扱ってくれていたのかもしれないと思うから。でも、そこにはまだお互いの信頼度合いが低くて意思疎通や私の認識不足で関係性を築くことができませんでした。

今の私にはその頃よりはリーダーとしての資質は備わったのでしょうか?笑。

自分自身にリーダーの役目を果たす必要が無い場合もリーダーシップについての知っていると良いと思いました。
学生たちにもそのようなアドバイスをしました。
どの人についていくか?誰をリーダーにしたいか?と思うときにその時に話してもらったリーダーシップの要素をバランスよく獲得している人を選ぶのと良い。と。

今月末にも引き続きリーダーシップ論について深める予定です。