柳川藩主立花邸 御花・立花家史料館(その3)~福岡県柳川市の歴史的建造物・史跡・史料館 | 九州下町おやじの珍道中

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20209月21日の福岡県大川市・佐賀市諸富町・川副町・福岡県柳川市の歴史散策の続き。

 

柳川藩主立花邸 御花・立花家史料館」の続き。

 

 

柳川藩主立花邸 御花・立花家史料館(その2)のレポ

 

 

 

 

 

こちらはまた、小さいですね~

賀茂人形(起き上がり)」という小さなお人形です。江戸時代後期。

 

 

 

 

賀茂人形」の由緒書き。

木彫りの人形に筋目をつけ、その中に列端を挟み込んで仕上げた木目込み人形で、江戸時代中期に京都上賀茂神社の雑掌、高橋忠重が祭祀に用いる柳筥の余りを利用して作り出したのが始まりと言われます。

 

 

 

比較的小型の人形ですが、立花家伝来品は特に小さく、最も小さい人形は全長0.5cmの極小サイズです。

主題は七福神など吉祥の図柄が多く、市井の衣裳風俗や演劇を主題としたものなど実に多彩で、錘を仕込んだ時起き上がり仕様の人形と、それ以外とに大別され、起き上がり仕様ではない賀茂人形は比較的手が良く、細かい表情まで丁寧に彫り込んでいます。

 

 

 

こちらも「賀茂人形・裸坊」。江戸時代後期。

 

 

 

 

賀茂人形・七福神(起き上がり)」。江戸時代後期。たくさん所蔵しているんですね!スゴい!

 

 

 

 

続いて、「御所人形」。江戸時代中期~後期。

 

 

 

 

御所人形」も小さいものがあるんですね!

 

 

 

 

御所人形」の由緒書き。

京都で創始された人形で、西国の大名が参勤交代の途上、御所へ参内した際に賜ったことから「拝領人形」「お土産人形」と称された、丸々と肥えた愛らしい幼児の姿を現した人形です。

 

 

 

木彫りや桐塑で造られた躯体に胡粉を厚く塗り重ね、白く艶やかな肌に仕上げています。

その成立は江戸時代中期頃と言われますが、これに先行する人形として木彫りの華やかな色彩を施した「嵯峨人形」があり、中でも「裸嵯峨」と呼ばれる裸形の童子人形は、御所人形の成立に影響を与えたと言われています。

立花家には「裸嵯峨」風の人形が一体伝わりますが、御所人形と比べ手足が細く、全体としてすっくりした姿が特徴です。

 

 

 

こちらは、生活道具のミニチュア!?かわいい~♪

雛調度」と言うそうです。

 

 

 

 

史料館の見学を終え、外に出ると、洋館が!

ステキなデザインですね♪

 

 

 

 

柳川藩主立花邸 御花 園内のご案内

 

 

 

 

それでは、邸宅を見学です♪

 

 

 

 

西洋館の2階もじっくりと拝見。

 

 

 

 

裏手に回って…

 

 

 

 

裏手は、日本家屋なんですね~

 

 

 

 

玄関前のソテツ。

 

 

 

 

敷地の出入口となる門の脇にある建屋。

何やら、看板がありますね。

 

 

 

 

その看板に近づくと…「守衛室BAR」とありました。

この建屋は守衛室で、期間限定で、バーを営業しているんですね♪面白い!

 

 

 

 

出入口から敷地の外に出て、振り返って…おお!!流石は、藩主の邸宅!!威厳がありますね~

 

 

 

 

門柱の銘板。「柳川 御花 立花邸」とあります。

 

 

 

 

敷地の奥に進み、日本家屋を…

 

 

 

 

こちらの出入口から、建物の中に入ります。

 

 

 

 

中に入ると、「家政局」という由緒書きがありました。

この空間は、伯爵立花家の運営を支えていた「家政局」があった建物で、木造2階建ての1階に家政局の事務所と職員の控室があり、2階には会議室2部屋と客間1部屋が設けられていました。

 

 

 

もともと家政局は立花家の財産管理や日常生活を支えていた組織で、24畳の広さが伯爵邸の中心に立っています。

 

 

 

その家政局のお部屋には、大きな雛飾りとたくさんの下げもんが展示してありました。これは壮観!

 

 

 

 

九州では、ひな祭りには、下げもんがつきもんですもんね~あら?「もん」ばっかり言うと~笑

 

 

 

 

豪華絢爛♪

 

 

 

 

廊下にも、下げもんが!

 

 

 

 

下げもん」の由緒書き。

柳川のひな祭りにかかせないのが「さげもん」です。

この地方には昔から女の子が生まれると、その健やかな成長を願い、初節句に間に合うようにと、おばあちゃんや親せきの人々の手により作られた「さげもん」を贈る習慣があります。

 

 

 

さげもん」は紅白の輪に7個ずつ7本(49個)の「鞠」「白い袋」「鶴」といった縁起物と、中央に2個の大きな鞠の合計51個を下げます。

これには、「人生五十年」と言われた時代に、少しでも長生きして貰いたいとの親の思いが込められており、女の子の幸せと健康、無病息災、良縁を願って飾られます。

 

 

 

さげもん飾り」のまた別の由緒書きが…

柳川地方伝統の大まり小まりを組み合わせて作ったもので、由緒は定かではありませんが、江戸時代末期ではないかと言われ、縁起物の縫いぐるみが着物の切れ端であり、贈った人、贈られた人の思い出が永く続きます。

 

 

 

 

邸宅内を更に進みます。

 

 

 

 

「その4」に続く。

 

 

 

 

柳川藩主立花邸 御花・立花家史料館

福岡県柳川市新外町1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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