2019年10月中旬、仕事で、六本木方面に出かける用事があって、仕事の合間に、坂道を歩いてみました。
まずは、六本木交差点からスタート。六本木に来たのは、何年ぶりやろか~?(笑)
六本木交差点から、南に路地が延びているんですが、その路地には「芋洗坂」の案内板があるんですよね。
芋洗坂は、正しくは麻布警察署裏へ上る道を言いましたが、六本木交差点への道が明治以降にできて、こちらを言う人が多くなりました。芋問屋があったから、名付けられたと言います。
へぇ~六本木に「芋洗坂」という坂道があったんですね…知らなかった…(^^;
芋洗坂を下ります。
芋洗坂を下ると、左に上る坂道があります。
この坂道を登って行くと、二股に分かれていて、その左側には、「饂飩坂」の案内板が!
天明年間末(1788)頃まで松屋伊兵衛という「うどん屋」があったために、「うどん坂」と呼ぶようになりました。昔の芋洗坂と間違うことがあります。
「饂飩坂」の二股の道を右に進んで、突き当たりを右折。路地をくねくねと進んで行くと、「於多福坂」があります。
坂の傾斜が、途中でいったんゆるやかになって、また下がったので、顔の真ん中の低いお多福面のようだと名づけられました。
於多福坂を下ります。かなり緩やかな坂ですが…
於多福坂を進むと、途中から、坂の勾配が急になって…まさに、由緒書きの通り、お多福のお面のようなんですね。
「於多福坂」を下り、一つ目の四つ角を左折。首都高の高架線がある麻布通りに突き当たりますので、そこを左折すると、また坂道があります。
坂を上って行くと、案内板がありました。こちらは「永坂」。
麻布台上から十番へ下る長い坂であったので、そう名付けられたと言われています。
長坂氏が付近に住んでいたとも言いますが、その確証は得られていません。
永坂を上り、大通りに出たら右折すると、飯倉片町交差点になるんですが、その右角に、フェラーリのショールームがありました。F1マシンでしょうか、カッコいい~♪
飯倉片町交差点を渡り、麻布通りを南に、戻るように進み、左手に見えて来る坂道を上り、路地を入って行くと、高木がいくつも植わっている場所が見えて来ます。
その一角に、案内板「植木坂」があって…
この付近に植木屋があり、菊人形を始めたと言われています。外苑東通りから下りる所という説もあります。
更に進むと、結構急な下り坂になっていて…
植木坂を下って、振り返って…
植木坂を下り、突き当たりを右折。狭い路地を歩きます。
路地の先は、下り坂になっていて…こちらは、「鼠坂」。
細長く狭い道を、江戸で「ねずみ坂」と呼ぶふうがあったといわれています。一名鼬坂(いたちざか)で、上は植木坂につながります。
「鼠坂」を下ると、道が妙にクランクしていて…不思議な感じで…
振り返って、鼠坂を…
鼠坂から左の方向に路地を進んで行き、突き当たりを左折すると、また坂道になっています。
この坂を上って行くと、案内板「狸穴坂(まみあなざか)」があって…
「まみ」とは雌ダヌキ・ムササビまたはアナグマの類で、昔その穴が坂下にあったといわれています。採鉱の穴であったという説もあります。
坂ノ途中に、「狸穴坂」と刻まれた石碑もありましたよ!
坂上から、「狸穴坂」を…
六本木から麻布にかけて、坂道がたくさんあるんですね…全然、知らなかった…
六本木に行くことがほとんどないですからね…(^^;
六本木駅から、「芋洗坂」「饂飩坂」「於多福坂」「永坂」「植木坂」「鼠坂」「狸穴坂」と、坂道巡りをした後は、「雁木坂」に向かいました。
その様子は、また後日。
芋洗坂
東京都港区六本木5-1、6-1の間
饂飩坂
東京都港区六本木5-1、5-2の間
於多福坂
東京都港区六本木5-13、5-14の間
永坂
東京都港区六本木5丁目、麻布永坂町の間
植木坂
東京都港区麻布台3-4、麻布永坂町の間
鼠坂
東京都港区麻布狸穴町、麻布永坂町の間
狸穴坂
東京都港区麻布台2丁目、麻布狸穴町の間
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