2017年8月14日の福岡市早良区・西区歴史散策レポの続き。
田村大橋を渡り、五穀神・地蔵菩薩像をお参りし、飯盛山を眺めながら、「吉武高木遺跡」に向かいました。
田村大橋・五穀神・地蔵菩薩像・飯盛山のレポ。
https://ameblo.jp/indyaki12/entry-12349724336.html
暫く歩くと、「吉武高木遺跡」に到着です。
「吉武高木遺跡」は「やよいの風公園」として整備されているんですよね。
これは…?藁で作られた鹿でしょうか?なかなか立派です!
まずは右手に進んで見ると、東屋があって、中にはいくつも展示物が掲示されていました。こちらは「まがたま館」。
「まがたま館」には「吉武遺跡群の発展と衰退」という説明書きがあって…。旧石器時代(約2万年前)から江戸時代(約200年前)に至る遺跡で、中でも、弥生時代前期後半(約2,200年前)から中期後半(約2,000年前)にかけて、特徴的な墓や建物が造られています。
「発展期」形成期に現れた「北の集落」に加えて、「南の集落」が出て来ます。高木地区では豊富な副葬品を納めた「特定集団墓(有力者たちの墓)」が造られ、大石地区に青銅製武器を納めた甕棺墓群が現れます。
「展開期」高木地区では大型建物が出現し、大石地区周辺では甕棺墓群形成が最盛期を迎え、樋渡地区では長方形の墳丘が造られ中国鏡や鉄刀を納めた甕棺墓が埋葬されました。
「衰退期」大型建物は姿を消し、墳丘墓や甕棺墓群の形成も終わります。「北・南の集落」は規模は小さくなり、この周辺で再び集落が盛んに営まれるには、約500年後の古墳時代後期を待たなければなりません。
「やよいの風公園」周辺の文化財マップもあって…。
「まだまだある!北部九州の遺跡」佐賀県の「菜畑遺跡」「吉野ヶ里遺跡」は見に行きましたよ♪
福岡県の「三雲南小路遺跡・平原遺跡」「須玖岡本遺跡」も行きました♪意外と遺跡巡りしていますね(笑)
「福岡市内の遺跡を訪ねよう」という説明書きも!
「比恵・那珂遺跡群」「板付遺跡」「金隈遺跡」「福岡市埋蔵文化財センター」「福岡市博物館」には行きました♪
「やよいの風公園」の園内マップ。いろいろありますね~。
さぁ「やよいの風公園」の園内を進んでみましょう!
「その2」に続く。
国史 吉武高木遺跡 やよいの風公園
福岡市西区吉武194付近
http://bunkazai.city.fukuoka.lg.jp/yoshitaketakagi/
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