MOTORSPORTS FAN !! -9ページ目

ポール・トレイシーがついにポイントリーダー!

AIRPORT2005年6月26日日曜日、ポール・トレイシーが今期2度目の優勝!
これは、トレイシーのキャリア10回目のポール・トゥ・ウィン。
表彰台に上がったのは、これが66回目。すごい!!!
優勝回数は30回となり、チャンプカー勝者リストの7番目となった。
ちなみに、リストの6番目に載っているのは、アル・アンサー・ジュニア。31勝。
これで、ポイントリーダーはトレイシー!
2位はオールメンディンガー。キャリア初。
3位はニューマン・ハースのオリオール・セルビア。

今回のChamp Car Grand Prix of Cleveland Presented by U.S. Bankの3日間の来場者数は89,788名。

1 P.Tracy 91laps 1:45:43.856 Active
2 A.Allmendinger 91laps 1:45:46.969 Active
3 O.Servia 91laps 1:45:47.770 Active
4 A.Tagliani 91laps 1:45:54.041 Active
5 S.Bourdais 91laps 1:45:57.118 Active
6 J.Vasser  91laps 1:46:04.217 Active
7 J.Wilson 91laps 1:46:07.345 Active
8 A.Ranger 91laps 1:46:09.068 Active
9 R.Sperafico 91laps 1:46:15.592 Active
10 T.Glock 91laps 1:46:31.581 Active
11 T.Marques 90laps 1:45:50.308 Active
12 M.Marshall 89laps 1:45:56.478 Active
13 N.Philippe 89laps 1:46:06.810 Active
14 R. Bremer 80laps 1:39:17.238 Mechanical
15 B.Wirdheim 51laps 1:01:50.618 Contact
16 C.da Matta 50laps 58:58.113 Contact
17 M.Dominguez 38laps 52:31.953 Contact
18 R.Hunter-Reay 1laps 4:25.301 Contact

CLEVELAND QUALIFYING 2

TRACY_QP15:25 グリーンフラッグによりセッション開始。
いきなりTRACYがコースイン。続いてBOURDAISとPHILIPPEがコースイン。
開始から3分後、TRACYがスピン。
まずは、BOURDAISが58秒185をマーク。5周目には57秒559に縮めてきた。
10分後、コース上にはTAGLIANI、RANGER、WILSONを含めた9台が走行。
直後、WILSONがターン4でフロントウィングにダメージを受けピットイン。
他のドライバーが58秒の壁を越えられずにいた15:45頃、DA MATTAが57秒934をマーク。
続いて6周目に57秒447でトップタイムを更新し、7周目には57秒424に縮めてきた。
その後TAGLIANIが57秒835を出し3番手に浮上。
15:47時点でのトップ5は、DA MATTA、BOURDAIS、TAGLIANI、SERVIA、DOMINGUEZ。
その1分後、TRACYが12周目にしてやっと57秒638を出し3番手。14周目には57秒404を出し暫定トップ。
残り8分になったとき、 RANGERが57秒801で4番手に。直後MARQUESがターン5でスピンしエンジンストップでローカルイエロー。
残り5分の時点でのトップ5は、TRACY、DA MATTA、BOURDAIS、RANGER、TAGLIANI。
その後、ALLMENDINGERがターン8でタイヤウォールに接触。残り時間が少なく、コースをクリーンな状態に戻せず赤旗中断のままチェッカーフラッグが振られポールシッターはTRACYに決まった。
TRACYのポールポジションは今シーズン2回目、キャリア24回目。クリーブランドでのポールは3回目。

クリーブランドでの今までの歴史

U.S.BANKYear Race winner Pole sitter
1982 Bobby Rahal Kevin Cogan
1983 Al Unser Mario Andretti
1984 Danny Sullivan Mario Andretti
1985 Al Unser Jr. Bobby Rahal
1986 Danny Sullivan Danny Sullivan
1987 Emerson Fittipaldi Roberto Guerrero
1988 Mario Andretti Danny Sullivan
1989 Emerson Fittipaldi Michael Andretti
1990 Danny Sullivan Rick Mears
1991 Michael Andretti Emerson Fittipaldi
1992 Emerson Fittipaldi Emerson Fittipaldi
1993 Paul Tracy Paul Tracy
1994 Al Unser Jr. Al Unser Jr.
1995 Jacques Villeneuve Gil de Ferran
1996 Gil de Ferran Jimmy Vasser
1997 Alex Zanardi Alex Zanardi
1998 Alex Zanardi Jimmy Vasser
1999 Juan Montoya Juan Montoya
2000 Roberto Moreno Roberto Moreno
2001 Dario Franchitti Mauricio Gugelmin
2002 Patrick Carpentier Cristiano da Matta
2003 Sebastien Bourdais Sebastien Bourdais
2004 Paul Tracy Sebastien Bourdais

なつかしのマリオ・アンドレッティ(F1で走ってた頃から大ファン)、現在はIRLのチームオーナーのボビー・レイホールやマイケル・アンドレッティ、その他、エマーソン・フィッティパルディ、リック・メアーズ、アンドレッティ家に同じくレース一家で有名なアル・アンサー親子、まだまだ現役バリバリのポール・トレイシーやジミー・バッサー、ザウバーで苦しんでるジャック・ビルヌーブ、なぜかBARにいるジル・ド・フェラン、両足切断で引退してしまったアレックス・ザナルディ(この頃はブッチギリで速かった)、マクラーレンで頑張ってるファン・パブロ・モントーヤ(もてぎで真っ赤なチップガナッシで周回遅れを挽回するときの異次元の速さが忘れられない)、いぶし銀だったロベルト・モレノ、最近の勝者はご存知ダリオ・フランキッティ(この頃のKOOL GREENはかっこよかった)、クリスチアーノ・ダ・マッタ、セバスチャン・ボーデ(1年目からいきなり速くてかわいい顔しててもっとスター扱いされるべき)。パトリック・カルパンティエはこの頃は日本ではカーペンティアって言われてて、アメリカの実況ではカーポンティエって言ってた。
こういうリストを見ると、当然ながらスーパースターばっかり!
名前を見てるだけで興奮してくる!!!

CCWSの粋な計らい!

CLEVELANDコマーシャル・ディレクターのスティーブ・シャンク氏が、今回インディアナポリスで最悪なレースを見せられた観客に対して、F1アメリカGPのチケットをCCWSクリーブランドの決勝日のグランドスタンドのチケットに無料で交換し、招待すると発表した!
26日当日にバークレイクフロント空港のゲートAのチケットブースにF1チケットを持っていくか、チケットのコピーに住所と名前を書いてFAXすればいいらしい。
FAXの受け付けは23日までで、26日の朝7時からゲートAのチケットブースで貰えることになる。もちろん、この引き換えにはオリジナルのF1チケットが必要。

粋な計らい!
F1に対して言葉で非難するのではなく、レースはファンあってのものだということをファンサービスでアピールしてるように思われる。
F1アメリカGPを見たかった人にとって、CCWSは全然違うカテゴリーで、当然チームもドライバーも全然違うけど、クリーブランドはインディアナポリスのように全体が見渡せそうだし、一応アメリカンオープンホイールレースのトップクラスだし、結構観に行く人いるんじゃないかな。もし自分がF1アメリカGPのチケット持ってたら、絶対行くと思う。

IRLのトニー・ジョージもF1を非難してるみたいだし、このままではF1はアメリカでやらなくなるかも。

ダ・マッタ優勝!

DA MATTA

19日に開催されたCCWSポートランドで、ついに速いダ・マッタ復活!

ダ・マッタはまず13周目早々に給油でピットイン。
この戦略がうまくいき、今シーズン4戦目で4人目の勝者となった。

ポールポジションだったウィルソンは、45周目にメカニカルトラブルでリタイヤ。
トレイシーとボーデも良い走りをしてたけど、イエローコーションと給油のタイミングでダ・マッタに逃げられてしまった。
ボーデは2位、3位はトレイシー。

1 C. da Matta 1:51:51.404 Active
2 S. Bourdais 1:52:01.532 Active
3 P. Tracy 1:52:08.974 Active
4 M. Dominguez 1:52:10.044 Active
5 A. Allmendinger 1:52:18.112 Active
6 J. Vasser 1:52:24.881 Active
7 A. Ranger 1:52:31.749 Active
8 R. Bremer 1:51:59.720 1Lap Active
9 B. Wirdheim 1:52:02.973 1Lap Active
10 T. Glock 1:52:23.023 1Lap Active
11 M. Valiante 1:52:23.281 1Lap Active
12 N. Philippe 1:52:46.628 1Lap Active
13 R. Sperafico 1:51:43.298 1Lap Active
14 M. Marshall 1:52:00.911 2Laps Active
15 R. Hunter-Reay 1:52:36.565 2Laps Active
16 O. Servia 1:29:38.417 4Laps Mechanical
17 J. Wilson Mechanical
18 A. Tagliani Mechanical

次回は次週、クリーブランドのバークレイクフロント空港で、滑走路で開催される。
平坦だし、幅が広いし、結構面白い。

すっきりしないアメリカグランプリ

フリー走行でゾンタとラルフがクラッシュし、ラルフは最終コーナーで壁にぶつかって決勝出走できなくなった。その原因がタイヤの構造にあるということで、ミシュランがFIAにタイヤ交換を交渉したがルール違反ということで受け入れられず、フォ-メ-ションラップスタート。ミシュラン履いてるドライバーはこわいだろうなぁと思って見てたら、ミシュランユーザー全車グリッドにつかずにガレージに入ってしまった。グリッド上はブリジストンの6台だけ。なんかあるかなと思ったのに、普通にレッドシグナルが点灯してレースがスタートしてしまった。フォーメーションラップで20台走ったのでレースとして成立するとのこと。もやもやとした気分で一応なにかあるかもしれないと思い見てたけどそのまま6台だけでレースした。途中でバリチェロがシューマッハをかぶせようとしたところは面白かったけど、その後無線でなにか話したら段々差が開いていった。やっぱりチームオーダーがあるのかもしれない。これからバリチェロはどうなるんだろう。めちゃくちゃいいやつっぽいし、もう6年もナンバー2で我慢してきたんだし、そろそろ他のトップチームに移って思う存分レースして欲しい。そんなに若くもないし。
表彰台は、モンテイロが面白かった。あんなレースでも表彰台に上がれて嬉しかったのか、下位4台のなかでトップになったから嬉しかったのか、よくわかんないけど、相当嬉しそうだった。トロフィーを受け取ったモンテイロをシュ-がニコッと見守るような笑顔をちらっと見せてた。

FIA(というかモズレー)はこれからF1をどうしたいんだろう。
なんかおかしい。
見てて素直に楽しめない。
当然ルールは必要だし、厳しさも必要だけど、チームが気持ち良く開発できて、ドライバーがおもいっきり走れて、観客が満足して帰れるようなカテゴリーにしないと、ファンは離れていくし、そうなるとスポンサーも減ってきて衰退していってしまう。。。

PORTLAND Qualifying 2

なんとジャスティン・ウィルソンがポール獲得!
F1でテストしてただけあって確実に上位フィニッシュしてるなぁと思ってたら、ついに予選トップタイムを出してしまった。レースでこのポジションを守りきれるのか!?
1 J. Wilson
2 A. Allmendinger
3 S. Bourdais
4 P. Tracy
5 M. Dominguez
6 C. da Matta
7 A. Ranger
8 A. Tagliani
9 J. Vasser
10 O. Servia
11 B. Wirdheim
12 R. Sperafico
13 T. Glock
14 R. Hunter-Reay
15 M. Valiante
16 N. Philippe
17 M. Marshall
18 R. Bremer

JUSTIN_P

PORTLAND PREVIEW

6月17日~19日の三日間かけて開催される。
サポートレースは、トヨタアトランティック、トランザムロードレーシング、フォーミュラドリフト。
去年のチャンピオンはセバスチャン・ボーデ。
ポールシッターもボーデ。
1周1.969マイルのロードコースで、105周、206.220マイルのレース。
過去のファステストラップは、予選では2000年のエリオ・カストロネベスの122.768mph (57.738秒)、レースでは2000年のジル・ド・フェランの109.564mph (2:00:46.002)。但し、このときは112周だった。
この間のミルウォーキーでは、ポール・トレイシーがアウトサイドからのパスでトップにたち、221周のうち192周トップを走行して優勝した。これは、今シーズン初めての勝利で、キャリア29回目。これでポイントランキング3位に浮上した。去年のポートランドでは3番手スタートで3位フィニッシュ。
ジャスティン・ウィルソンは、ミルウォーキーで4位でフィニッシュし、ポイントランキング2位。去年のポートランドでは5位フィニッシュ。
セバスチャン・ボーデは、去年のポートランドでは94周のうち85周トップを走行して優勝してる。
F1で2年走り、CCWSに戻ってきたクリスチアーノ・ダ・マッタは、3年前のポートランドではポールポジションからスタートしたけど55周でリタイア。
ポイントリーダーのボーデが去年に引き続き勝つのか、前戦からの勢いでトレイシーが勝つのか、ダ・マッタは、ウィルソンは、、、。

paul0415

オリオール・セルビアは今後もニューマン・ハース?

ORIOL

先週開催されたミルウォーキーで、INDY500で負傷したジュンケイラのマシンを、セルビアがドライブした。情報が少ないし、英語力がないので、スポットなのか移籍したのかよくわかんない。
公式には、ジュンケイラが回復するまでの間ニューマン・ハースで走るとだけあり、移籍に関しては一言も触れてない。
セルビアは、ニューマン・ハースから出走していきなり3位になったけど、チームやマシンの力だけではない。今まで、PPI(2000)、シグマ(2001)、PWR/パトリック(2002~2003)、デイルコイン(2004~2005年の最初の2戦)、そして今回のニューマン・ハースと、毎年のように移籍し、殆ど毎年1、2回表彰台に上がってる。
今回は6回目の表彰台。

気になる・・・


写真は、オリオール・セルビアとチームオーナーで超有名なポール・ニューマン。

Milwaukee Race !!

PAUL

大好きなポール・トレイシーが優勝!!!
1 P. Tracy Active
2 A. Allmendinger Active
3 O. Servia Active
4 J. Wilson Active
5 J. Vasser Active
6 S. Bourdais 1Lap Active
7 M. Dominguez 1Lap Active
8 R. Bremer 1Lap Active
9 T. Glock 2Laps Active
10 A. Tagliani 3Laps Active
11 C. da Matta 4Laps Active
12 N. Philippe 5Laps Active
13 M. Marshall 5Laps Active
14 R. Sperafico 10Laps Active
15 B. Wirdheim 7Laps Contact
16 A. Ranger 1Lap Contact
17 R. Hunter-Reay 8.396 Contact

詳しいレースの状況は観に行った(羨ましい!)Chicago Motorsports Bar(http://blog.goo.ne.jp/dec31yusuke)さんのレポートでよくわかる!
やっぱりトレイシーはショートオーバルでは速い。ロケットスタートもばっちりだったらしい。セルビアはクルマが変わって速くなったのかな。


Points Standings after Milwaukee は、、、

1 Sebastien Bourdais 77
2 Justin Wilson 70
3 Paul Tracy 69
4 Bruno Junqueira 59
5 A.J. Allmendinger 53
6 Oriol Servia 48
7 Mario Dominguez 48
8 Jimmy Vasser 44
9 Timo Glock (R) 43
10 Alex Tagliani 42
11 Cristiano da Matta 40
12 Andrew Ranger (R) 37
13 Ronnie Bremer (R) 37
14 Bjorn Wirdheim (R) 31
15 Ryan Hunter-Reay 29
16 Nelson Philippe 22
17 Marcus Marshall (R) 20
18 Ricardo Sperafico (R) 13
19 Fabrizio Del Monte (R) 5
20 Jorge Goeters (R) 3

まだまだ3レースしかやってないし、毎回優勝者が違うので、上位3人はあまり差がない。ジャスティン・ウィルソンは1回も勝ってないのにポイントランキングではなんと2位。個人的にはボーデとトレイシーがトップ争いをしているところにジュンケイラが参入してくるのが理想かな。