わが家に3Dプリンターがやってきた、part4! | 中堅・中小メーカーを支援する エンタメ好き弁理士の提言!

わが家に3Dプリンターがやってきた、part4!

こんにちは~、エンタメ系インドア弁理士の宮川そうすけ です。

今回も、わが家の3Dプリンター「Printrbot jr」のお話し。

まずは、師匠をお迎えしましょう。

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偉大なたたずまいではある。


さて、今回は、少し地味な作業になるだろう。

というのも、今回は、装置のスペック的なものを確かめることがメインであって、

派手な3Dデータをプリントアウトするわけではないからだ。

ホームページを見ると、プリント可能サイズは、以下のようだ。

100mm×100mm×100mm

要するに、10cm四方ってこと。

まあ、この装置では、そんなに大物はプリントアウトできないってことだな。

それと、調べたかったのが、積層ピッチだ。

何たって樹脂を積層して作っていく訳だから、

積層の間隔がどれくらい細かいかによって、

プロダクトの精度が決まってくる訳だからね~。

しかし、その肝心な積層ピッチのスペックがよく分からない。


ちなみに、スリプリソフトでは、

デフォルトで、0.4mmに設定されている。

manualには、0.3mmにするようになっている。

まあ、積層ピッチによって、プロダクトの精度が

どれくらい違ってくるか、探ってみよう。


それから、プロダクトの中味をどういうパターンで埋めていくか。

これは、後ほど紹介しよう。


まずは、3Dデータの作成。

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今回は、実にストイックだ。

W15×D15×H8 mm

の単なるcube。

ちょいと、いろいろプリントアウトしたいので、

あまり、装飾に凝らないで、チャッチャと進めていきたいのだ。


この3Dデータをスリプリソフトに取り込んで、

ノズルの温度が190°になるまで待つ。

なお、今回は、

マニュアル「Getting Started Guide」を参照して、各種設定を行った。

http://printrbot.com/support/instructions-guides/


そして、190°に到達。

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積層ピッチを0.2mmにしてみる。

いつものように、初期位置を合わせて、

よし、いけ!

「run」。


ガタガタガタ。


おいおい、またZ軸が合わないではないか。

師匠は、意外と気まぐれだ。

ちゃんと再現性のあるセッティングをしないとな。

あれこれいじって、ようやく分かった。

まず、X-Y-Z軸方向のゼロ位置に、それぞれ機械的に移動させる。

z軸の場合、ゼロ位置にピンポイントに合わせるのは難しいので、

ゼロ位置付近でok。


それから、こいつだ。

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XとYとZのホームボタンを、それぞれ順番に押していく。

なお、全軸のホームボタンを押すと、全軸がすべて動いてしまい、

慌ててしまうので、

1軸ごとに、位置合わせした方が無難だ。

重要なのは、Z軸だ。

Z軸のホームボタンを押すと、少し上に持ち上がったあと、

再度下がっていき、リミットスイッチがオンになると、

その動きを停止する。

基本的には、3軸ともこの動きによって、ゼロ位置が合わせられる。


よし、再度トライ。

改めて、「run」。

うん、良いねぇ~!

今度は、うまくいった。

これで、初期位置合わせは、完全にマスターしたぞ。


まあ、今回は、うまくプリントアウトできた。

そして、積層ピッチを0.1、0.2、0.3、0.4mmに合わせたものを

それぞれ計4つプリントアウトした。

これだ。

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なかなか写真では分かり難いが、0.2mmが一番細かくできてる気がする。

理屈からすると、0.1mmの方が細かいはずなのだが、

おそらく、この辺が、スペックの限界なのだろう。

これから、積層ピッチは、基本的に0.2mmに設定することにする。


それから、プロダクトの中をどのように埋めていくのか、

いくつか種類があるので、そのなかの4つを試してみた。

これだ。

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左から、「line」、「honeycomb」、「concentric」、「rectilinear」の設定。

デフォルトでは、「honeycomb」になっている。

4つを見ると、「honeycomb」は、中が少し穴あき状態になっている。

それ以外の3つは、ハッキリ言って、区別ができなかった。

これからは、デフォルトの「honeycomb」でok。

ちゃんとしたプロダクトをプリントアウトするときだけ、

他の3つのどれかに合わせればいい。


これで、このスリプリの設定がなんとなく把握できた。

もちろん、それ以外の設定もたくさんあるのだが、

あとは、マニュアル通りの数値かデフォルト数値で良いだろう。

今後、装置自体の設定にフォーカスすることは、ほとんどないだろう。

普通の紙のプリンタだって、設定なんてほとんど いじらないしね。

これからは、3Dデータのモデリングにフォーカスしていく。


今後の進展に、乞うご期待。


それでは、次回またあいましょう。


東京新宿区(新宿、飯田橋、市ヶ谷、神楽坂、早稲田、江戸川橋)の

特許事務所で活動する、

エンタメ系インドア弁理士、宮川そうすけ でした。


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