SKはだ2歳半なのに洋服にうるさい。
いつも、「今日は何を着る?」と朝訊く。
SKは私の答えが気に入らないといろいろと文句を付けてくる。
しかし、母、ここで負けては入られない。
ちゃんとその場で彼女が納得いくような説明をし、私が選んだ服を嫌がらないようにさせる。
「かわいいわよ」
「寒いからこれにしましょう」
「今日は学校だからこういうのがいいわね」
「ワンピースは可愛いけど、今日はお友達のM君のところで遊ぶんでしょう?M君も他のお友達も男の子ばかりだから、1人でスカートだと一緒にいろいろと遊びにくいでしょう?だから可愛いズボンがいいんじゃない?」
などなど。
主人は洋服に対する説明が下手で、SKが気に食わない場合が多い。
だから、私はほとんどの場合は自分でSKの洋服を選ぶ。
(これって日本人の母親の場合、当たり前でしょうが、アメリカでは
ちゃんと子供をきがえさせていろいろとやってくれるお父さんも沢山いるから、私も主人が少しやってくれたらと思うのだが。)
SKは色が合わないと嫌だと言って上着とズボン、髪の毛のゴム、靴下、靴などトータルの配色を考える。確かにちゃんと合わせると可愛い。
でも、母親としては大変。
何でこんなにファッションにうるさい子になったのかしら?
母親はずぼらなのに。
私の母(SKの祖母)は確かにかなりおしゃれ。
でも、でも、そういうのって飛び越えて遺伝するの?
それとも、やっぱり廻りに甘やかされて「可愛い」と言われるのが好きだから?
私はずぼらだが、SKの洋服は大体可愛いのをGYMBOREEという店で買っている。日本のは、コンビ、ファミリア、ミキハウスのものだ。
そんなことで結構、可愛い服を着せたりしているからそれで興味が出たのだろうか?
SKのGYMBOREEのHOLIDAY SEASONのズボンの1つ
私と主人のモットーはSKを中味のある人間に育てたいということ。
外見の美人よりも本当に中味が素敵な人、そして教養のある世界的視野を持った女性に育てたい。
だから、今から外見的なことに興味をもたれるとちょっと不安に。
(ってまだ早いかな、こういうことを考えるのは?)
でも、外見を気にしたから中味がないかって言ったらそれは私の一時抱いていた偏見に過ぎない。綺麗な人でも沢山中味のあるすばらしい女性もいる。
だから、SKには私よりはファッションセンスのあるずぼらでない女性になってほしい。
うーん、またいろいろとSKに対する要求が出てきたな。SKは1人の人間だからこういうことは私がいろいろと言っても駄目だろうな。きっと自分で自分のスタイルを見つけていくんでしょう。