ぜんけい    

 

今日は世界遺産の仏教遺跡『ボロブドゥール』をご紹介します。

 

このボロブドゥールは8世紀のシャイレンドラ王朝時代の建造と考えられています。しかし、この巨大な建造物が寺院なのか王の墓なのか何であるかは未だ解き明かされていないそうです。そして19世紀初めに発見されるまで1000年もの間、火山灰に隠れ眠っていた謎の多い遺跡なのです。

 

以前、ヒンドゥー教遺跡『プランバナン』を紹介しましたが、今回の旅行では『ボロブドゥール』早朝→『プランバナン』昼間という日程でジョグジャを周りました。

 

この日、私達は午前3時半に起床、午前4時にチャーターした車でジョグジャ市内のホテルを出発しました。ボロブドゥールまでの所要時間は朝の空いてる時間で約50分。

 

先ず、到着したのはボロブドゥール遺跡公園内にある『マノハラホテル』。

 

『MANOHARA HOTEL』

TEL : 62-293-788131

email: manohara@magelang.wasantara.net.id

URL ナシ

 

ここで早朝入場用のチケットを買います。チケットには遺跡見学後にコーヒーやピサンゴレン(インドネシア風バナナフリッター)を食べることのできる半券がついています。そして、辺りはまだ日の出前で真っ暗ですので、懐中電灯を一人ひとつずつもらいます。(これは持ち帰りO.K.)

 

 

 

通常、『ボロブドゥール』は日の出後の朝の6時から開門になります。しかし遺跡内で日の出を見たい場合はこの『マノハラホテル』に行ってチケットを買わなければ入ることができません。

 

 このチケット代は通常開門時間の入場料に比べて倍くらいの値段がします。その倍の料金を払ってでも、昼間ではなく早朝の神秘的なボロブドゥールがオススメです。

 

 

 

暗闇の中に突然現れる、遺跡。そして徐々に夜が明けていくと霧の中から遺跡はだんだんとその姿を現していきます。等身大の仏陀、そびえ建つストゥーパ。1,200年前のボロブドゥール本来の姿を感じることができます。それはそれは神秘的な世界です。しばし俗世から離れ、瞑想したい気分にさえなりますよ。

 

 

ストゥーパの中にも仏像があります

 

中に手を伸ばして仏像に触れると幸せになれるとか

 

    下層の回廊

    仏陀の生涯など仏教のレリーフを見ることができます