夢の「今」 | ロマッシュさんのブログ

夢の「今」

2008年12月③日の日記:


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とは言うものの、早くから父と言う人生の指標を亡くし、師匠と呼べる人がいなかった。
具体的な目標が決まっても到達するレールが見えない自分は、目先の選択に迫られ、「大手、日本資本、コンサル」といった選択基準により、就職活動の末、某広告代理店に入社する事が出来た。

社会人になり、会社の末端の歯車として先輩方と出会い、鍛えられ、成長する実感を得た。
1年目よりも2年目、2年目よりも3年目、確実に自分と先輩達との実力差を痛感し、かといって確実に成長した自分と自分の後輩達との違いを垣間見て、会社の優れたエレベーター式成長法による自分の成長を感じた。

入社2年目、改めて将来の夢について考えた。
とにかく凄い事がしたいんだ。
凄い事をするには全力で向かっていかなければならない。
全力で走るためにはしばりから開放されなければならない。

という事で、人間の3大欲求:衣食住 のしばりから開放される方法を考えた。

衣: いつでも着る服があって
食: いつでもただ飯が食べれて
住: 住むところがあれば

自由だ。

一番分かりやすいところで、住を克服する事を考えた。
社会人2年目となり、中古物件を東麻布で買った。
と言うか2年目でローンが降りるって事を知って驚いた。
初めての大きい買い物、初めてのローン、人生初めての自分発動の大きいステップだったと思う。

東麻布の家は今までにない程の出会いと思い出をくれた。

2年目の後半、食を克服するため、会社から家への帰り道に飲食店を作った。
片っ端りから飲食関係の専門書を読み、専門書の執筆者であった先生の事務所に伺って相談したらとんとん拍子でレストランが出来上がってしまったんだ。

3年目になり、店の経営がピンチで東麻布の家を売った。
親友であり不動産屋の某Z氏にピンチを助けてもらった。
初めての不動産収益は元の値段より年収分多いおみやげだった。

当時、3足の草鞋を履いていた:
会社員 ⇒ 某H社
経営者 ⇒ 飲食店
投資家 ⇒ 不動産、外国投資ファンド

どちらも大変な経験だったけれど、
投資家としての自分が一番好きだった。

会社員として働いていたH社は大手で、尊敬出来る人もいれば死ぬほど嫌いな人もいたし。
経営者としては、自分は性質上人に物事をお願い出来ない。

四年目になり、会社を退職する決意をした。
ちょうど四年目は部署異動の年であり、
自分に言い聞かせていた「石の上にも三年」の期限が過ぎた時期であった。

退職前にZ氏のお陰で品川に家を再購入した。
しばらく住んだものの、収入が激減したこともあり、
一旦自分の人生をたたむつもりで品川の家は賃貸で貸し出し、
H社退職後から入社していた実家が経営している旅行会社の事務所に寝泊りする事にした。

相変わらずの3足の草鞋ではあるが、
今は全て自分始動の立場で、束縛されていた時間を取り戻した。
要は暇になったのだ。

夢の「今」は自由を手に入れる事なのだと思う。
そのためにはもっと確実な自由。
金銭的束縛からの自由、個人でしか出来ない事からの拡張、精神的な成長。

投資家としてもっとお金を稼いで、経営者として自由に動かせる組織を作り、人のために生きる事が出来る精神的自由を得たい。

そのためには:
① Z氏と共謀し、不動産投資にかける。
② その他投資案件をたたみ、次のステップの資本を確保。
③ 昨年2号店まで立ち上げたライムズグループを拡大。
東京中心に10店舗まで増やしたい。地方進出したい。
④ 株式会社の設立。本部の設立。インド人、日本人雇用の創出。
  臨機応変に対応出来る組織作り。
⑤ その他ビジネスの創出。
⑤ とにかく出会いの輪を再度広げよう

まだ成長出来る自分がいると思う。
夢と言う目標があるからこそ、今の自分があると思う。

その夢は夢を生み、方向性となり、線を描いて将来への道筋を描いている。