ネピトー(NPT)はミャンマーの首都である。2006年に政府機能をヤンゴンから移設した。ネピトーはサンスクリット語で、Royal Cityとなるようだ。元々は、ほとんど人が住んでいない丘陵地で、近くにピンマナという村があった田舎である。マンダレー管轄地に位置し、東側はシャン州となる

ヤンゴンの北250Mileにその首都がある。ヤンゴン市街地から30kmほど北に向かうと、有料道路の入り口がある。料金5000Kyat(約500円)でYGN-NPT間を移動できる。片側3車線のコンクリート舗装道路がNPTまで南北方向に続く。舗装の仕上げは日本ほどではないが、インドネシアのジャカルタ-バンドン間のコンクリート舗装よりは大分良い。片道、時速100kmで飛ばしても休憩を入れると、5時間はかかる。

行きは夜中、帰りは昼~夜にかけてだったが、すれ違う車はわずかである。途中1箇所、サービスエリアがある。そこは小さな店が並び、食事や休憩の人で賑わう。YGN- NPT間の道路の脇は、田園や未耕作の平野がつづき、目立つ集落はない。

NPTでは、街中に滑走路に使えそうな広い道路が走っている他、ところどころに低層、2階建てのコンクリート製建物が建っている。民家は道沿いにはない。低層の建物は、役所やホテル、ショッピングセンター、会社事務所である。ホテルは道路に沿って東側にある。会社事務所は西側だ。政府の省庁、議会や情報省、電力省などの建物も2階建で、それぞれ数100m以上離れ、林の中にひっそりと建っている。

まるで、人気も活気もない町である。ショッピングセンターは今年6月にオープンしたが、人は少ない。数百人入れる最新設備を持った映画館が二階にある。高級品を置いても、YGNから移ってきた政府の役人家族や高級の会社員くらいしか買い物できない。地元民には縁がない。