こんにちは、こんばんは。

昨日、映画が安い水曜日で、ついに『オッペンハイマー』を観てきたんですが、実は余り見たくなくて、ずーーっと保留にしていました。でも友達にお勧めされていたので、映画の安い日に、やっと重い腰をあげた感じ。

『オッペンハイマー』は、つい先日のオスカーで、賞を総なめにした、“原爆の父”の物語ですが、オスカーで、露骨なアジア人種差別があったので、ダブルで気分悪いと思ってて、観たくないなと思ってた。

Oscars 2024: Robert Downey Jr. wins his first Academy Award for supporting actor in 'Oppenheimer'Robert Downey Jr. won the Academy Award for Actor in a Supporting Role — his first Oscar — for his role as Lewis Strauss in "Oppenheimer.'Downey Jr. had been...

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原爆をドイツじゃなくて日本に落としたのは、日本がアジア人の国だったからだし、原爆投下から80年経った、今年のオスカー授賞式を見る限り、ご立派な白人さんによる人種差別は、全然変わってないんですね？ということで、ダブルで気分悪かったんです。

アジア人プレゼンターとは目もあわせず、オスカーだけ机から取るみたいに受け取って、挨拶もせず。それだけじゃなく、後から、ペーパーを渡そうとしたのも、完全無視。

ロバート・ダウニー・Ｊｒは、本当に態度悪かった。オスカーの舞台であれなら、日常生活ではどんだけやらかしてることか。

対するプレゼンターのベトナム人俳優キー・ホイ・クアンは、大人の対応でした。

まあ、映画の中での役（ルイス・ストロース）もたまたま最低のキャラなんだけど、トバート・ダウニー・Ｊｒっていうのは、親が業界で有名な人じゃなかったら、映画なんか絶対出れなかった、ただの二世。
若いときから盗癖がひどく捕まったことがあり、薬物の常習犯で実刑もうけましたよね。
俳優としての演技はうまいらしいんですけど、やはり知性と教養が足りないんじゃない？

まあ、オスカーは以前から、白人しかいないイベント、って言われてる位、差別的なイベントですが、同時に世界的なイベントでもあるわけでね。成功した白人の親を持つ、おぼっちゃんおじょうちゃんには、そういうタイプが多いってことかもね。

日本のマスコミは、例年ばかみたいに話題にして、しかも、本家にロイヤリティーを払って、“日本アカデミー賞”とかいうのをやっちゃって、本当に馬鹿丸出し！植民地根性が恥ずかしいわ。

まあ、映画がどうこうというより、この映画のテーマとオスカーの一連の流れがむかむかするんです。

映画みたせいで、オスカー授賞式の時のむかむかまで、思い出してしまった。

それに、オッペンハイマーなんて、映画では良い人っぽく描かれていますが、仮にそれが事実だったとしても、美談にも何もならんでしょ？結果が酷すぎるから。

後に原爆投下の結果に苦悩したというけど、彼じゃなくても、苦悩するよ、あれをみたら。

しかし、一体なんのために映画にしたのかなー？と、思う位、アメリカ主観の映画でした。

政治と科学の関係にせまる映画っていうのかな？

ところで、実は6月3日に、孫が来日していたそうです。皆さん知ってました？

オッペンハイマーの孫来日「原爆含む爆弾使ってはならない」 | NHK【NHK】アメリカで原爆の開発を指揮したロバート・オッペンハイマーの孫のチャールズ・オッペンハイマーさんが3日都内で記者会見し、「…

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この孫は、「今回の映画をきっかけに当時、十分に理解されなかった『核を拡散させるべきではなかった』という祖父のメッセージを正しく発信していくことが自分の義務だと思っている」と、記者会見で言ったそうです。

まあ、いかなる科学開発も、時の施政者の道具にならざるを得ない、というのが人類のお約束ってことを、よーく覚えておきましょう。

オッペンハイマーとオスカー授賞式での人種差別