さよなら中野サンプラザ | INDISKY SHOP BLOG

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先日7月2日に中野サンプラザが閉館しました。

 

1973年開業で一般的にはコンサート会場で有名ですがホテルや結婚式場、テニスコートやボーリング場、レストランなどもある複合施設です。

 

しかし中野サンプラザと言えば自分にとってはやはりコンサート会場のイメージが強くあって、数をあげればキリが無いが、あのボブマーリーやザ・クラッシュ、ニルヴァーナやヴァン・ヘイレンなど伝説のアーティストも演奏した凄い会場。

 

サンプラザはいくつか思い出がありまして、最初に行ったのは1984年のカジャグーグー公演。

 

カジャグーグーは映画「ネバーエンディングストーリー」の主題歌で有名なリマールが在籍していたバンドで脱退後に来日。ちなみに当時自分は中1。生まれて初めて観に行った音楽ライブでもあり何か大人の世界に足を踏み入れたような気がしてドキドキした思い出があります。

 

次はハードロックバンドのW.A.S.P.。1984年と1986年の2回観に行きました。

 

今見ると相当酷いビジュアルだが当時はこれがとにかくかっこよかった!画像の様な血だらけで張り付けられたお姉ちゃんは来日公演のステージでも確かいたような気がする。。とにかく初回は中1だったのでかなり衝撃的なライブでした!

 

そして言わずもがな今や世界のトップバンドとなったメタリカ!

 

1986年の初来日公演に参戦。来日直前にベーシストのクリフ・バートンが交通事故死。当時はほぼ来日公演は中止だろうと言われていたがバンドは急遽新メンバーを入れて奇跡的に来日!そういったエピソードも含めとにかく感動的で凄まじいパフォーマンスだったのを今でも鮮明に憶えている。

 

90年代に入って音楽の趣味が変わり96年に観に行ったのがザ・クランベリーズ。

 

2018年に残念ながらこの世を去ったヴォーカルのドロレスの美貌と歌声に癒されまりの幻想的なライブだった。ハイライトは名曲「Dreams」で大合唱。

 

90年代くらいまでは外タレのライブは武道館、渋谷公会堂、新宿厚生年金会館、そして中野サンプラザと、この4会場が主流でしたが、クラブ規模の会場が増え、武道館以外は徐々に使われなくなってきました。

 

という事でこの辺りからサンプラザも遠ざかります。

 

最後は初の邦楽アーティスト、ハンバート ハンバート。

 

邦楽はあまり得意ではないが、かみさんの影響で好きになったハンバート ハンバート。訪れたのは2019年の12月なのでクランベリーズ以来の何と23年ぶりのサンプラザ参戦!まさにコロナ渦になる直前でした。

 

昔と違い今はライブの写真撮影を許可しているアーティストも少なくはありません。ハンバート ハンバートも演奏終了後に撮影タイムを設けていて最初で最後のサンプラザでのライブ写真を撮ることができました。

 

他にもいくつかサンプラザだったか記憶が曖昧なアーティストがいるが怪しいのでここで断念。

 

そんな色々と思い出がある中野サンプラザ。若かりし頃は郊外に住んでいたので約1時間かけて来ていたサンプラザだが、今では中野区民になり近くに住んでいるので最後の姿を拝みに行こうと思い閉館日に行ってきました。

 

背後から見るサンプラザ。現代においてもかなり斬新な姿。

 

意外と地味な東側エントランス。

 

サンプラザ前の広場にあるからくり時計。

 

 

これぞサンプラザっていう感じの独特なエントランスの天井。

 

 

このホールへ繋がる階段を見ると数々のライブの思い出が蘇ってきます。

 

最後の公演は山下達郎。

 

 

やはりサンプラザには皆それぞれ思い出があるようで最期を見届けようとたくさんの人達が訪れていました。やっぱり名残惜しいよねぇ。

 

 

 

 

 

結局一度も降りることがなかった地下。閉館するまでにボーリング場だけは行きたかったが結局叶わず。

 

50年の歴史に幕を閉じた中野サンプラザ。ここにあるのが当たり前の光景だったので無くなると思うとやはり寂しいですね。

 

ではまた。

 

 

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