反対解釈すれば、

一般的「ガン」の根本要因も

特定感染症(&自己免疫疾患〈過剰抗体〉)

に起因するのではないのか?

 

 

 

 

 

〔ノーベル賞大村氏ら開発“抗寄生虫薬”が治療薬に?〕
(2020年5月2日 ANN)

 

 

 

~参考~
犬等の駆虫経口薬(フェンベンダゾール)/

少なくとも40件以上の末期ガン(St4)患者が奇跡の寛解

 

あくまで私見だが、最も難治度の高い「すい臓がん」も
人によっては寛解する可能性も?
何れにせよ、既に研究を開始した米オクラホマ医療研究機関の
(副作用の点も含め)研究(&臨床)正式結果が待たれる。
 
参考
米オクラホマ州エドモンドに住むジョー・ティッペンズさん。
2016年に小細胞肺がん(SCLC)と診断されて治療を始めたが、
2017年1月には、がんは胃、首、脾臓、骨など全身に転移し、
手の施しようのない状態になった。
医者からは
「ここまで転移しては回復の見込みは約1%です。
余命は3カ月ほど」と宣告された。
ジョーさんは
「余命を1年まで伸ばせるかもしれない」という実験療法
に参加すると同時に、
何か奇跡を起こす別の方法はないものか、
とあれこれ調べていた。
ある日、
母校米オクラホマ州立大学のフォーラムを
チェックしていたら、
「あなたが、もしくは知り合いががんにかかっているなら、
連絡してみて」という投稿が目に入った。
連絡を取ってみると、驚いたことに投稿者は獣医だった。
獣医はジョーさんに、次のように説明した。
「偶然、犬の駆虫薬として使われるフェンベンダゾールが、
マウスのがん細胞を攻撃した可能性がある
ことが発見されたんです。
それでステージ4の脳腫瘍の患者に
フェンベンダゾールを処方したところ、
6週間も経たないうちに腫瘍が消えてしまったのです」
この話を聞いたジョーさんは実験療法を続けるとともに、
フェンベンダゾールをネットで購入、服用し始めた。
価格は1週間分でたったの5ドル(約560円)。
そして3カ月後、実験療法を受けている病院で、
PET(放射断層撮影法)スキャンを受けたところ、
がんがきれいに消滅していたというのだ。
「3カ月前……がんは頭からつま先まで、
体中に転移していました。恐ろしい転移で、
3カ月以内に100%死ぬという状態でした。
ところが3カ月後、PETスキャンには何も映っていなかった。
どこにもがんはありませんでした」
ジョーさんは実験治療、フェンベンダゾールの他に
ビタミンBのサプリ、
大麻から抽出されるカンナビジオール(CBD)、
香辛料のウコンの有効成分であるクルクミン
などを摂取していた。

~参考~

駆虫薬(くちゅうやく)は

寄生虫を殺すか体外に排出するために用いられる薬の一種。

虫下し(むしくだし)ともいう。
日本では、

昔からセンダンなどの植物や

マクリ(カイニンソウ、Digenea simplex)などの紅藻が

虫下しとして利用されてきた。

また、インドなどでもセンダンに近縁なインドセンダンが

同様の目的で民間の治療薬として利用されてきた。 

 

フェンベンダゾール は、

広範囲な駆虫スペクトルを持つ

ベンズイミダゾール系駆虫薬であり、

代表的な商品名は 

Srifen や Clofen、Panacur(パナクール)である。

以下のような消化管内寄生虫に対して用いられる:

ジアルジア、回虫、鉤虫、鞭虫、テニア属の条虫

(ただし犬で一般的な条虫である瓜実条虫に対しては

効果があまりない)、

蟯虫、肺虫、肺吸虫、円虫および糞線虫など。

この薬剤はヒツジ、牛、馬、魚、犬、猫、うさぎ、アシカに

投与できる。

ジブロムサランやニクロサミドなどの

サリチルアニリドと併用した場合、

薬剤相互作用が生じる可能性がある。

雌牛での流産、ヒツジでの死亡が報告されている。

 

[毒性]

駆虫薬として多くの品種で広く用いられているが、
毒性の報告もある。
鳥類(コウノトリ、ピンクペリカン、ハゲワシ、ハト)や
爬虫類(ヘビ、カメ)では
骨髄抑制、腸陰窩の壊死、遠位の絨毛の脱落などが
報告されている。
反芻動物における流産は、
その他の駆虫薬と併用したことが関連していると考えられる。

フェンベンダゾールは多くの種において、

消化管からはほとんど吸収されない。

実験動物を用いた研究では、

経口投与した場合のLD50は10 g/kgを超える。

 

[代謝]

フェンベンダゾールは肝臓で代謝され、
やはり駆虫作用のあるオキシフェンダゾールに変換される。
オキシフェンダゾールの一部は、
肝臓やルーメン内でフェンベンダゾールに戻る。

また、フェンベンダゾール自身も、

他の駆虫薬フェバンテルが代謝されて生じる、

活性代謝物でもある。

 

 

 

 

 

 

 

(2019年5月4日 日刊ゲンダイ)
 
 
 
 
 
参考
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
参考
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