~参考~
〔1F2号機/過去2回(2012年、2015年)

原子炉から燃料集合体の落下&臨界事故の経緯〕

 

重機を使用する特に5月28日~

 再臨界事故、広域飛散等

            不測の事態に要注意

 

〔第1原発2号機、28日にも壁解体 

東電、開口部設置「予定通り」〕

(2018年5月16日   福島民友)

東京電力福島第1原発2号機では、
原子炉建屋内の調査に向け、
外壁に開口部を設ける作業が進む。
福島民友新聞社は2018年5月15日、
外壁に密接された「前室」と呼ばれるフロアに
報道機関として初めて入り、現場を取材した。
放射性物質を含んだちりの飛散防止など作業は
慎重に行われ、
東電は「(進み具合は)予定通り」と評価。
28日にも重機を使った壁の解体を始める方針だ。
「頭に気を付けて」。
地上から約30メートルの高さにある前室には
数十段ある狭い階段を上った後、エレベーターで到着した。
午前9時30分。
第1原発構内の温度計は20度を指し、
装着した半面マスクとカバーオールの中が汗ばんだ。
前室に入ると少し涼しく、重機音が聞こえる。
3~4人の作業員がドリルで壁に穴を開ける作業をしていた。
前室は幅23メートル、奥行き17メートル、高さ10メートルで、
想像よりも広く感じられた。
外壁には縦7メートル、横5メートルの穴を開ける。
厚さ20センチの壁に18センチまで切り込みを入れ、
重機を遠隔操作して壁を引き抜く。
その後、6月中旬をめどに
開口部から遠隔操作できる機器を投入。
放射線量やがれきの散乱具合を詳細に調べ、
使用済み核燃料プールからの燃料取り出しなどに役立てる。
現在は、
壁への切り込みや壁を引き抜く際に必要な
鋼材を取り付ける作業が行われている。
室内には10人ほどが交代で作業に従事。
被ばく線量を抑えるため、
鉛で隔離された「休憩所」も設けられていた。
前室の内外にはダストモニターを設け、
放射性物質を含んだちりなどの飛散を監視。
特別な換気設備もあり、
前室内の空気の放射性物質濃度低減にも取り組んでいる。
前室内の空間放射線量は
毎時100~120マイクロシーベルト。
約20分の取材で
積算線量は40マイクロシーベルトだった。

同行した

福島第1廃炉推進カンパニーの大山勝義広報担当は

「放射性物質の飛散防止が第一。

これまで異常なく作業は行われている」と強調した。

 

~参考~
〔福島第一原発2号機の外壁の開口作業開始

~「使用済み燃料」取り出しへ/謎の多い2号機の現状〕

 

〔第一原発2号機の外壁の開口作業開始

~「使用済み燃料」取り出しへ〕
(2018年4月17日 福島民報)
東京電力は2018年4月16日、

福島第一原発2号機原子炉建屋の

使用済み核燃料プール内にある

核燃料取り出しに向けた

建屋上部西側外壁の開口作業を開始した。
原子炉建屋5階部分にある

オペレーティングフロア西側のコンクリート製壁面

(厚さ約20センチ)

に調査用の穴を9カ所開ける計画で、

2018年4月16日は直径11センチの穴を3カ所に開けた。

2018年4月17日は

残る6カ所で作業し、壁内側の放射線量を測定する予定。
その後、飛散防止剤を散布するなどして

幅約5メートル、高さ約7メートルの穴に広げる。

2018年6月中旬ごろから

オペレーティングフロア内を調査し、

建屋内部の情報を収集する予定。

核燃料の取り出し開始は

2023年度ごろを計画している。

 
 
~ほとんど報道されない1F2号機「使用済み燃料プール」の謎~
2号機「使用済み核燃料プール」内:核燃料615体
に関しては、(1、3号機のそれに比して)
これまで、ほとんど一般報道がなされていない。
2号機は
原発事故発生時に(原子炉建屋の)水素爆発は免れたが、
2012(平成24)年に
原子炉格納容器の真上に当たる建屋5階で
毎時880ミリシーベルトの放射線量が計測
された。

現在も高線量の状況が続いているとみられ、
これまで詳細な調査は困難だった。
更に、2号機に関しては、
今日の放射能環境汚染の約8割を占めるとされるが、
今日に至っても、
「核燃料」はもとより「使用済み燃料」の状況に関しても、
ベールに包まれたままであって、
福島第一原発事故の最大の謎の1つとも言える。
2号機「使用済み核燃料プール」内:核燃料615体

は果たして完全に無損傷であろうか?

(1、3号機のそれに比して)最も厳格な取り出し方式も含め、

取り出し時期が最遅の2023年度以降とされている点からも、

我々が想像する以上に損傷が激しいのではないか?

如何せん、
2018年4月から(その「使用済み燃料プール」が存する)
高線量の5階部分の本格調査が始まり、
全貌が徐々に解明されていくであろう。

2011/09/25

 

2012/06/15
5分30秒が経過したところで、使用済み燃料プールを確認

 

 

参考

〔福島第一原発、各原子炉等で起きた主な事象〕
◎1号機(2011年3月12日午後3時36分『水素爆発』)
◎2号機(2011年3月15日午前6時20分『爆発(水素爆発?)』)
←今日の大気汚染の約8割を占める。

◎3号機(2011年3月14日午前11時1分『爆発(水素爆発?)』)
◎4号機(2011年3月15日午前6時10分『水素爆発?&大火災』)

 

 

2号機、4月から(使用済み核燃料プールの)本格調査

/第一原発使用済み燃料1~3号機取り出し工程固まる〕
(2018年3月30日  福島民報)
東京電力は

福島第一原発2号機原子炉建屋の

使用済み核燃料プール内にある

核燃料615体の取り出しに向け、詳細な工程を決めた。

2018年4月から高線量の5階部分の調査に入り、

把握したデータに基づき

2020年度にも建屋上部を全面解体し、

2023年度ごろの取り出し開始につなげる。

2号機の具体的な作業工程が固まったことで、

使用済み核燃料が残る

1~3号機全ての取り出し作業が本格化する。

ただ、2号機建屋は

極めて線量が高く、工程通りに作業が進むかは不透明だ
東電が2018年3月29日の記者会見で発表した。

計画では

2018年4月から

原子炉建屋5階部分にある

オペレーティングフロア西側の

コンクリート製壁面(厚さ約20センチ)に

縦約7メートル、横約5メートルの穴を開ける。

2018年6月から

2台の遠隔操作ロボットを投入して画像を撮影する

他、空間放射線量や内壁の汚染濃度などを測定する。

すでに設置してある箱形の前室

(縦約17メートル、横約23メートル、高さ約10メートル)で

開口部からの放射性物質漏えいを防ぐ。

前室内部に空気循環装置を設置し粉じんの外部飛散を抑える。

2020年度までに

建屋内部の情報を収集し、上部の解体作業に入る計画。

データに基づき建屋上部へのカバー設置など、

使用済み核燃料の取り出しに向けた

適切な手法を決めるとしている。
2号機は

原発事故発生時に水素爆発は免れたが、

2012(平成24)年に

原子炉格納容器の真上に当たる建屋5階で

毎時880ミリシーベルトの放射線量が計測された。

現在も高線量の状況が続いているとみられ、

これまで詳細な調査は困難だった。
東電の増田尚宏・福島第一廃炉推進カンパニー最高責任者は

記者会見で、

2号機が建屋の形状を保っているのを踏まえ、

建屋上部からの調査が進めば

燃料取り出しは円滑に進むとの見解を示した。

一方で

「内部の状態が把握できていないため、

調査を実施しなければ成功の可否は見極めきれない

とした。
廃炉に向けた中長期ロードマップ(工程表)では

使用済み燃料の取り出し時期について

1、2号機は「2023年度めど」、

3号機は今(2018年)秋ごろから

の予定となっている。
使用済み核燃料プールに保管されている核燃料は

1号機に392体、

2号機に615体

3号機に566体ある。

4号機は

2014年12月に

全1533体を敷地内の共用プールに移送した。

 

■5、6号機の未使用燃料 新年度から敷地外に初搬出へ
東京電力は

2018(平成30)年度から

福島第一原発5、6号機の使用済み核燃料プールにある

未使用の核燃料計360体を取り出し、

燃料製造元である

原子燃料工業の東海事業所(茨城県東海村)に搬出する。

原発事故後、

第一原発の核燃料が敷地外に運び出されるのは初めて。

2018年3月29日、記者会見で発表した。

5号機の168体

6号機の192体

を移送する。

6号機分は2019年1月ごろの搬出開始を目指し、

5号機分は2020年10月ごろから順次運び出す方針。

 

~参考~
〔1F2号機~(燃料プールからの)燃料取り出しで建屋外壁に「穴」認可/規制委〕

 

参考

 
 
〔建屋外壁に「穴」認可 第1原発2号機、燃料取り出しで規制委〕
(2017年12月26日  福島民友)

福島第1原発2号機原子炉建屋上部の側面外壁に
穴を開ける計画について、
東京電力は2017年12月25日、
原子力規制委員会の認可を得たと発表した。
外壁への開口部の設置は、
2023年度の開始をめどとする
使用済み核燃料集合体(615体)の取り出しに向け
建屋上部の解体作業の第1段階に当たる。
認可は2017年12月21日付。
東電によると、
規制委に対し2016(平成28)年6月に
実施計画を申請した当初は、
2017年4月ごろの作業着手を目指していた。
建屋内からの放射性物質の飛散防止対策や、
解体による耐震性の評価などに時間を要し、
半年以上の遅れが生じている。
外壁に穴を開ける作業の開始時期は調整中。
(2018年)年明けには地元自治体などへの説明を予定している。
建屋上部の解体作業を効率良く進めるため、
建屋内への入り口となる
幅5メートル、高さ7メートルの開口部を設置し、
内部の放射線量調査や除染などを行う。
外壁に穴を開けるため、
建屋西側には建屋5階と同程度の高さの作業台と、
放射性物質の拡散を防ぐ「前室」が設けられている。
水素爆発を免れた2号機建屋上部では、
最大毎時800ミリシーベルトの高い放射線量が確認されており、
解体作業での放射性物質の拡散防止や
作業員の被ばく低減が課題となる。
 
PS(燃料回収開始時期)
 
      使用済み核燃料プール      格納容器内
1号機  2023年度(2020年度    最速2022年度(2021年度
2号機  2023年度(2020年度    最速2022年度(2021年度
3号機  2018年度(2017年度)    最速2022年度(2021年度
4号機  2014年末完了(2013年11月)  炉内に燃料なし