~国際比較においても、

   (肉体的リカバリーは別論としても)

     精神的&経済的リカバリーが

          最もできづらい日本社会~

[特に精神的余裕を基盤とする実質的ライフ空間の異常な狭さ]

*ただ、自殺以外の死因としての

特に近年の若年層の重篤疾患(ガン、心疾患、脳血管疾患)

の異常な多さも非常に気になるが。*

↓図参照

 

 

自殺(じさつ)とは、自分で自分を殺すこと。
自害、自死、自決、自尽、自裁などとも言い、
状況や方法で表現を使い分ける場合がある。
疾病や人間関係など解決困難な問題から逃れるために自殺したい状態自殺願望
具体的な理由はないが漠然と死にたいと思う状態希死念慮
と使い分けることがある。
WHOは、

世界では毎年約80万人が自殺しており、
世界の自殺の75%は低中所得国で起こり、
自殺は各国において死因の10位以内に入り、
特に15〜29歳の年代では2位になっている(2012年)

と報告している。
自殺は様々な事情が複雑に絡み合って生じる場合が多い。
高所得国における主な理由は
精神疾患(特にうつ病とアルコール乱用)であり、
ほか金銭的問題、人間関係の破綻、慢性痛や病気などがある。
 

〔深澤真紀さん(コラムニスト/獨協大学経済学部特任教授) :

「座間市事件を避けるための対策!若者が生きにくい社会」
~「大竹まこと ゴールデンラジオ」大竹紳士交遊録~
大竹まこと/はるな愛/太田英明・アナ
(2017年11月7日)

 

 

 

〔深澤真紀さん(コラムニスト/獨協大学経済学部特任教授) :
「日本の若者の自殺率が高い理由」
~「大竹まこと ゴールデンラジオ」大竹紳士交遊録~
大竹まこと/はるな愛/太田英明・アナ
(2016年10月4日)

 

~参考~

〔自殺未遂50万人の衝撃~4人に1人が「本気で自殺したいと考えた」〕
(2016年9月27日 日経ビジネス)

 

 

 

 
(2017年3月22日 時事ドットコム)
「本気で自殺したいと思ったことがある」と答えた人が
成人の4人に1人の割合だったことが、
厚生労働省が2017年3月21日に公表した意識調査で判明した。過去に実施した2008年と2012年の調査
と比べて最も高い割合となった。
調査は今回が3回目。
2016年10月に
全国の20歳以上の男女3000人を対象に実施し、
回収率は67.3%(2019人)だった。
警察庁の自殺統計(速報値)によると
2016年の自殺者数は2万1764人で、
7年連続で減少している。
厚労省自殺対策推進室は
時事ドットコムに対し
「自殺を考えた人が行動を起こさないということ。
電話相談などの予防対策が
一定の効果を出しているのではないか」と答えた。
調査結果によると、
自殺を考えた経験がある人を男女別でみると
女性が25.6%で、
男性の21.4%
を上回った。
特に
女性の30代(32.3%)、50代(31.0%)が高い傾向にあった。
また、自殺を考えた時、どのように乗り越えたか
を複数回答で聞いたところ、
「趣味や仕事などで気を紛らわせるように努めた」が
36.7%で最も多く、
次いで
「家族や友人、職場の同僚ら身近な人に悩みを聞いてもらった」が32.1%だった。
今後の自殺対策について、
児童生徒が自殺予防について学ぶ機会が
あった方がよいと思うか聞いたところ、
「そう思う」と答えた人の割合は83.1%に上った。
具体的に
自殺予防のためどのようなことを学ぶべきか聞いたところ、
「周囲の人に助けを求めることが恥ずかしくないこと」
が71.2%で最も多く、
「ストレスへの対処方法を知ること」が51.4%で続いた。
一方、
自殺防止の対策として自治体が実施している
電話相談「心の健康相談統一ダイヤル」について、
内容を知っていると答えた人は
6.9%にとどまった。
 
参考