~ライブ配信/「新燃岳」今の様子(宮崎・都城市方面~撮影)~

 

 

〔鹿児島と宮崎にまたがる霧島連山「新燃岳」、

噴煙の高さ2000メートルに
(TBS/JNN、NHK等 2017年10月12日)

 

 

 

 
およそ6年ぶりに噴火した霧島連山の新燃岳は、
12日も噴火が続いています。
12日朝は噴煙が、
火口から2000メートルの高さまで上がりました。
鹿児島と宮崎の県境にある新燃岳は、
11日朝噴火した後、
丸一日以上たっても噴煙が上がり続けています。
気象台によりますと、
11日は噴煙が火口から700メートルの高さまで上がりましたが、12日は2000メートルの高さに達したということです。
 鹿児島県霧島市では12日朝、
地鳴りのような音も聞こえました。
 「目がさめ起きたら、ゴーゴーゴーと。びっくりした。
初めてだった」(住民)
新燃岳の噴火警戒レベルは
3の入山規制となっていて、
気象台は、
火口から概ね2キロの範囲では
大きな噴石や火砕流に警戒、
風下側では火山灰や小さな噴石に注意が必要です。
新燃岳のふもとにある宮崎県の高原町では、
12日朝、ボランティアが見守る中、
児童たちがヘルメットとマスクを着用して集団登校しました。
「子どもも不安がっているし大変、もういや」(保護者)
高原町内には、
11日から火山灰が降り積もり、
12日朝から道路清掃車が灰を取り除く作業にあたっています。
町では、今後、
火山の様子や降灰に注意しながら
対応を続けることにしています。

 

~ライブ配信/「桜島」今の様子~

 

 

火口縁上1600メートルに達する〕
(2017年10月6日 西日本新聞)

 

福岡管区気象台と鹿児島地方気象台は
2017年10月6日午後4時、
桜島=火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が
継続=に関する解説情報を出した。
2日から6日午後3時までの間に、
昭和火口で6回の噴火が発生したが、
爆発的噴火は発生していない。
噴煙は最高で火口縁上1600メートルまで上がった。
噴火に伴う火山性微動が発生した。
桜島は、
南岳山頂火口および昭和火口から
1キロを超えて飛散する大きな噴石や、
小規模な火砕流を伴う爆発的噴火が、
引き続き発生するおそれがある。
姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の
地下深部へのマグマ供給が継続しており、
今後も噴火活動が継続する可能性がある。
昭和火口、および、南岳山頂火口から概ね2キロの範囲では、
噴火に伴う、弾道を描いて飛散する大きな噴石、
および、火砕流に警戒が必要。
 
 
 

 

 

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〔FFTV【院内集会】

<講演会&質疑応答>

〔川内原発の火山リスクと再稼働審査〕

講師:井村隆介氏(鹿児島大准教授:火山地質学)

(フクロウ・FoEチャンネル 2014年4月17日)

 

 

 

【「川内原発30キロ圏住民ネットワーク」等】

<政府交渉>

〔原発火山審査で火山灰濃度100倍に!

稼働中原発直ぐに止めて!〕

(UPLAN 2017年8月7日)

 

〔FFTV<特集>

原発の火山規制・パブコメのポイント

(フクロウ・FoEチャンネル 2017年10月5日)

 

〔FFTV<特集>

原発の火山灰規制<3>現状の基準に違反明確に

(フクロウ・FoEチャンネル 2017年8月23日)

https://www.youtube.com/watch?v=oxJlPNKreI4&t=1720s

 

〔FFTV<特集>

続報/原発の火山灰影響評価~許可済み原発は違反状態

(フクロウ・FoEチャンネル 2017年7月20日)

 

〔FFTV<特集>

原発の火山灰影響評価~使えない「基準」変えないの?

(フクロウ・FoEチャンネル 2017年7月4日)

 

 

〔FFTV<緊急特集>

桜島噴火の兆候で川内原発は大丈夫か?

(フクロウ・FoEチャンネル 2015年8月18日)

 

 

  〔鹿児島「桜島」の大噴火の歴史〕

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桜島

約26,000年前に誕生し、

現在までに大規模な噴火を17回も繰り返しています。

その中で最大の噴火は、

今から約13,000年前の大噴火です。

このときの噴火では、

鹿児島市内で1m以上、

鹿児島県内のほとんどで10cm以上の火山灰が積もりました。

桜島の活動は、大きく2つの時期に分かれています。

誕生から約5,000年前までが「北岳」の活動

4,500年前から現在までが「南岳」の活動

です。

北岳と南岳という2つの火山が

南北に連なっているため

桜島は横長に見えるのです。

 

史料として記録が残っている大噴火には、

平宝字噴火(奈良時代:764年)、

文明噴火(戦国時代:1471年)、

安永噴火(江戸時代:1779年)、

大正噴火(大正時代:1914年)

があります。

この他にも

昭和噴火(1946年)

がありますが、

溶岩が流れるだけで爆発的な噴火がなかったので、

大噴火には含まれていません。

これらの大噴火には、おもしろい特徴があります。

「山の頂上」ではなく、

「中腹で噴火」していることです。

また、

その火口は

山頂を挟んで「対称に2ヶ所で噴火」

しています。

これは、地下のマグマが割れ目をつくりながら

板状に上昇したためだと考えられます。

 

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桜島が誕生する前、鹿児島湾には巨大な穴があいていました。

この穴は姶良カルデラと呼ばれ、

約29,000年前の超巨大噴火によってできたものです。

このとき、地下にあった大量のマグマが噴出し、

火砕流となって南九州全域を埋めつくし、

その厚さは数十メートルにもなりました。

こうして出来たのがシラス台地です。

シラス台地をつくった

姶良カルデラの超巨大噴火

の後(今から約26,000年前)、

カルデラの南部で新たな噴火

がはじまりました。

これが桜島誕生の瞬間です。

このように、桜島

姶良カルデラの一部に生まれた

カルデラの「こども」のような火山です。

 

 

 

     ~20世紀中、国内最大規模の大噴火~

〔.桜島「大正3年・大噴火」 1914年1月12日を忘れない!!動画

(「桜島大正噴火100周年」実行委員会制作) 〕

 

 

 

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~それぞれ、山頂を挟んで「対称に2ヶ所で噴火」~

 

   青:文明噴火(戦国時代:1471年)溶岩

   緑:安永噴火(江戸時代:1779年)溶岩

   赤:大正噴火(大正時代:1914年)溶岩(⇒陸続)

 

 

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〔桜島 京大教授「落ち着いた後に噴火多い」〕

(日本テレビ系(NNN) 2015年8月18日配信)

噴火警戒レベルの引き上げ後、

火山性地震などが減少している鹿児島県の桜島について、

京都大学の井口正人教授は、

落ち着いた後に噴火することが多いという見解を示した。
桜島では噴火警戒レベルが引き上げられた15日、

1日で1023回もの火山性地震を観測したが、

その後、急激に減っている。

(16日に71回、17日午後8時までに15回)。

山体の膨張も17日現在、ほぼ止まっている。

しかし、桜島は活動が停滞した後に、

噴火するケースが多いと言う。

京都大学防災研究所・井口正人教授

「地盤変動の速度低下や落ち着いた状態は、

噴火が起こらないということを意味するわけではなく、

むしろ桜島の地盤変動の特徴から言うと、

速い変動から遅い変動、

もしくは停滞の状態をへて噴火することが多いので、

むしろ噴火に近づいたと考えたほうがいい」

さらに火山性地震や地盤の変動が再び活発になれば、

噴火の前兆とみなすことが出来るとしている。

引き続き、規模の大きな噴火に厳重な警戒が必要。

 

〔桜島 火山性地震減るも山体の膨張続く〕

(日本テレビ系(NNN) 2015年8月17日(配信)

噴火警戒レベルが4に引き上げられ、

一部の地域の避難勧告が続いている鹿児島県・桜島で16日、

住民の一時帰宅が行われた。
桜島では、火口から半径3キロ以内に住む

51世帯77人への避難勧告が続いている。

一夜明けた16日、

希望する住民たちが一時帰宅し、

ペットにエサを与えたり身の回りのものを持ち出したりした。
一方、桜島の火山性地震は急激に減ったが、

山体の膨張は続いている。
*

京都大学防災研究所・井口正人教授

「(蓄積されたマグマが)一挙に解消されるとすれば、

通常起こる昭和火口の爆発の一桁上

を想定せざるを得ない。

(通常の)10倍
*

引き続き、半径3キロ以内に噴石を飛ばす規模の

大きな噴火に厳重な警戒が必要。

 

〔桜島 1986年と同規模の噴火恐れも〕

(日本テレビ系(NNN) 2015年8月16日配信)

桜島では

1986年の南岳山頂火口の爆発で、

直径2メートルの噴石がホテルを直撃し、ケガ人も出た。
*

京都大学防災研究所・井口正人教授

「1980年代以降の南岳の爆発活動時期を含めて

今までにない状況と判断。噴火が起きる状況が差し迫っている」
*

気象庁ではこの時と同じ規模の噴火が起きる恐れがあるとして、

厳重な警戒を呼び掛けている。

 

〔気象庁「今すぐ噴火の可能性も」~鹿児島「桜島」警戒レベル4〕

(テレビ朝日系(ANN) 2015年8月15日配信)

噴火警戒レベルが4に引き上げられた

鹿児島県の「桜島」について、

気象庁は、重大な影響を及ぼす噴火が切迫しているとして、

厳重な警戒を呼び掛けています。
*

気象庁・北川貞之火山課長:

「本当に浅いところで、もう今すぐ噴火しますよ

というところまでマグマが上がってきている。

1986年の11月に負傷者が6名。

今回もそのように居住地域まで大きな噴石が飛ぶ可能性がある」

*
桜島では、15日午前7時ごろから火山性地震が急激に増え、

午後1時までに600回以上観測されました。

地震は、マグマが火口近くまで上昇したために

起きているとみられます。

*

気象庁は、

昭和火口と南岳山頂火口から3km以内の有村町と古里町には、

噴火に伴う大きな噴石と火砕流に厳重な警戒を呼び掛けています。

1986年の噴火では、

直径3mほどの噴石が飛び、6人がけがをしています。

 

〔桜島 噴火警戒レベル4に、一部の住民に避難勧告〕

(TBS系(JNN) 2015年8月15日配信)

 

〔桜島に噴火警報~警戒レベル4に引き上げ〕

(日本テレビ系(NNN) 2015年8月15日配信)

15日午前10時15分、

福岡管区気象台は鹿児島県の桜島の噴火警報を発表した。
鹿児島県の鹿児島市では

火山活動によって重大な被害が予想されるため居住地域でも厳重に警戒が必要。
福岡管区気象台の発表内容は以下のとおり。
[見出し]
<桜島に噴火警報(噴火警戒レベル4、避難準備)を発表>
昭和火口および南岳山頂火口から3km以内の有村町および古里町では、

大きな噴石および火砕流に警戒(避難準備)をしてください。
<噴火警戒レベルを3(入山規制)から4(避難準備)に引上げ>
[防災上の警戒事項]
昭和火口および南岳山頂火口から3km以内の有村町および古里町では、

噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に

厳重な警戒(避難等の対応)をしてください。

風下側では降灰及び風の影響を受ける小さな噴石(火山れき)に注意してください。

降雨時には土石流に注意してください。
[火山の活動状況等]
桜島では、8月15日07時頃から島内を震源とする地震が多発しています。

また、桜島島内に設置している傾斜計および伸縮計では

山体膨張を示す急激な地殻変動が観測されており、

その変化は一段と大きくなっています。
桜島では、規模の大きな噴火が発生する可能性が非常に高くなっています。

昭和火口および南岳山頂火口から3km以内の

鹿児島市有村町および古里町では、

重大な影響を及ぼす噴火が切迫している

と考えられますので、厳重な警戒をしてください。

**(参考:噴火警戒レベルの説明)**
【レベル5(避難)】:

危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:

警戒が必要な居住地域での避難の準備、災害時要援護者の避難等が必要。      
【レベル3(入山規制)】:

登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。

状況に応じて災害時要援護者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:

火口周辺への立入規制等。
【レベル1(平常)】:

状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)

 

 

 〔(全録)桜島の噴火警戒レベル4に引き上げ 気象庁が会見〕

(フジテレビ系(FNN)  2015年8月15日)

 

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             ~参考

 

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