〔【〝キレる〟高齢者】暴行摘発10年で4倍
つえで殴る、小1男児首絞め……
~識者「人は孤立すると攻撃的になるとの実験結果もある」〕
(2017年8月21日 産経)
傷害や暴行などでの高齢者(65歳以上)の摘発人数が、
人口増加を上回るペースで急増している
ことが20日、国の統計から分かった。
特に暴行の摘発は10年前から4倍超に激増。
些細(ささい)なトラブルから他人に手を出すケースが多発し、
火炎瓶や爆弾などで
無差別に他人を傷つける重大事件も起きている。
専門家は、“キレる”高齢者が増えている背景に、
社会の変化に伴う高齢者の「孤立」があると指摘する。
昨年3月、兵庫県加古川市の公園で、
たばこのポイ捨てをとがめられた70代の男が
「カッとした」として当時小学1年の男児の首を絞め、
暴行容疑で逮捕された。
京都府舞鶴市でも同年10月、
電話を借りるため市民センターを訪れた70代の男が
申し出を断られて激高、
つえで男性職員を殴る暴行事件があった。
さらに同年8月に東京都杉並区の夏祭り会場に
火炎瓶が投げ込まれた事件では、
当時1歳の子供を含む男女16人が負傷。
犯行後に自殺した当時68歳の男は、
以前から知人に「サンバの音がうるさい」などと
不満を漏らしていた。
2カ月後の10月にも、
宇都宮市の公園で元自衛官の男=当時(72)=が
爆発物で自殺し、巻き込まれた無関係の3人が重軽傷を負った。
攻撃的な高齢者の増加傾向は統計にも表れている。
平成28年版犯罪白書によると、
刑法犯全体の認知件数が減少傾向にある一方、
高齢者の刑法犯の摘発人数は高水準で推移。
特に傷害や暴行などの粗暴犯は右肩上がりで、
平成27年の摘発人数は
傷害1715人、暴行3808人と
10年前からそれぞれ
約1・6倍、約4・3倍に増加した。
これは同期間の高齢者の人口増加の割合
(約1・3倍)を上回る。
新潟青陵大大学院の碓井真史教授(社会心理学)は
「加齢によるパーソナリティーの変化は大きく分けて、
思慮深く優しくなる『円熟化』と、
感情の抑制が利かなくなる『先鋭化』の2つがある。
先鋭化では、
感情を制御できずに些細なトラブルが暴力につながる」
と説明する。
高齢者が先鋭化する背景には、
核家族化や雇用の流動化、
年長者を慕い敬う伝統の消失など
社会構造の変化があるとされる。
激高などの行動は孤立した状況で起こりやすく、
女性に比べて変化への順応が苦手な男性で顕著になるという。
碓井教授は
「人は孤立すると攻撃的になるとの実験結果もある。
高齢者より若い世代にも同傾向が出始めており、
日本の中高年は危機的状況だ」と指摘した。
〔 一億総『老狂時代』の到来か?
~「生き地獄」(修羅)化する余生 〕
現世(「人界」)が
「天界」ではなく「修羅界」に近い
という本質が浮き彫りに!
~「悟ること」を拒否した老人達の末路とは?~
~そして、誰もいなくなった・・・~
生きるも地獄。死ぬも地獄。
現世(六道「人界」)の本質が
特に六道「修羅界」と紙一重であることを
決して忘れてはならない。
総じて、人間の宿命の本質は哀しき定めなり。
~六道~
天界:「感謝(←喜び、赦し)の心&行為」 人界:「穏やかな心&行為」 修羅界:「特に慢心に基づく特に闘争行為」 畜生界:「愚かな心(←苛立ち、嫉妬)&行為」 餓鬼界:「むさぼる心&行為」 地獄界:「怒る(←孤独)心&行為」
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〔ヨーロッパにおける科学及び環境政策の委員会〕
~報告書:「2013年以後の汚染の広がりにおける福島の新たな考察」
Nuclear Free Now 脱原発世界会議2
アレクセイ・ヤブロコフ博士「チェルノブイリの教訓」
(2012年12月15日~16日 東商ホール、日比谷公園)
ガン発生率は、汚染が高くなるにしたがい明確に高くなります。
5年あるいは数年すると、
ここ日本においても同様のことが起こります。
様々な疾患・障害が
チェルノブイリの放射線被曝により起こりました。
これは福島の放射線被曝でも起こりうることです。
・血液・循環器系の疾患
・内分泌系の疾患
・免疫系疾患
・呼吸器系疾患
・泌尿生殖路と生殖障害
・骨格系、骨減少症や骨粗しょう症
・中枢神経系の障害(前頭・側頭・後頭・頭頂葉の変化)★★★
低い線量であっても
チェルノブイリの放射線が頭脳を破壊した
~東京都の場合~
(産経新聞 3月28日配信) ■団塊世代、75歳以上に/保険費の負担増加 団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる 平成37年(2025年)には、 東京都内の 65歳以上の高齢者の4人に1人に 介護が必要となり保険費負担が増加する。 そんな推計が27日、 都が公表した「都高齢者保健福祉計画」で示された。 支えるためには 現役世代(15~64歳)の35人に1人が 介護職に従事しなければならない。 だが、全国平均に比べれば、 高齢化率はまだ低い水準という。 同計画は、 都が平成27年度から3年間の 福祉政策の指標とするために策定。 今回は 団塊の世代が75歳を迎える 10年後の「2025年問題」 に焦点を当てた。 これによると、 都内の75歳以上の『後期高齢者』は 5年後の平成32年(2020年)に 171万人となり、 65~74歳の『前期高齢者』(153万人) を超過。 平成37年(2025年)には 約198万人に及び、 都内の人口の15%を占めるようになる。 都内の『要介護認定者』は 今年・平成27年(2015年)の約57万人 から20万人増の約77万人に。 これは65歳以上の高齢者の24・5%にあたる 数字という。 また、これに伴い、 各種サービスにかかる介護保険給付費も 平成27年度(2015年)の8363億円 から1兆2107億円に増加。 65歳以上の都民が支払う介護保険料の平均月額は 現在の4992円 から、10年後には8436円に上昇する見通しという。 要介護者の増加に対応するため、 都は平成37年(2025年)までに 特別養護老人ホーム1万8千人分▽ 介護老人保健施設9700人分▽ 認知症高齢者グループホーム1万600人分 -を新たに整備し、 10年後には17万4374人に上るとされる 施設・居住系サービス利用者を受け入れる計画を示した。 一方、 それを支えるためには 平成32年(2020年)度の介護人材が、 同年度の生産年齢人口(15~64歳)854万人 の約3%にあたる計24万7786人必要といい、 学生や主婦も含めた現役世代の35人に1人が ヘルパーなどの介護職に就くことが求められるという。 だが、これでも 平成37年(2025年)の都内の高齢化率は 25・2%で、 全国平均の30・3%よりは低い。 都は 「介護職員の昇級を促すキャリアパス制度などを活用し、 これまでの増加率に加え、 さらに年間3千人の介護従事者を確保すればいい。 実現可能な数字だ」としている。
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〔老人たちの裏社会、余生は生き地獄になった 死ぬよりも上手に老いることが難しい時代〕
(東洋経済オンライン 2015年3月28日)
65歳以上の高齢者の万引きの増加が話題になったのは
20年ほど前だったか。
当時は全体に占める割合が1割に達したことで注目を集めていた。
本書『老人たちの裏社会』(宝島社)によると、
警察庁発表の犯罪統計では
高齢者による万引きは
2011年には
未成年者の検挙数を追い抜き、
直近の公表値である
2013年には
32.7%を占め
過去最高を記録した
という。
万引き犯の3人に1人が65歳以上
という状況だ。
人口全体が高齢化していることを踏まえても異常な増え方だ。
■しらふで激高する老人たち
万引きだけではない。
ストーカーも
60代以上の2013年度の認知件数が
10年前
の約4倍に増え、
ほかの世代の1.7~2.6倍
に比べて高い増加率を示す。
驚くべきなのは
暴行の検挙数。
2013年には
1994年
比45倍超の3048人に急増している。
原因も
「激情・憤怒」が60%以上を占め、
次点の「飲酒による酩酊」の14%
を大きく引き離す。
酔っぱらって、「何だ、この野郎!」と酒場で暴れる
老人を想像しがちだが、
本当に凶暴なのは
しらふなのに公共交通機関などで
些細なことにぶち切れまくる老人が大多数なのだ。
著者は投げかける。
“ほんの少し前まで、
老人は-中略-社会的弱者としてとらえられていた。
ところが、今や街では万引きをしまくり、
激高しては暴力に訴え、
勘違いを募らせてはシニアストーカーに転じ、
「死ぬまでセックス」とばかりに色欲にハマるなど、
「若者のお手本となる先人」どころか、
老害を撒き散らすだけの暴走ぶりが目立つ”
彼らに何が起きているのか。
統計データをなぞりながら、
万引き、暴行、ストーカー、売春などに走る高齢者を取材し、
本書では異様な実態を明らかにする。
■簡単に死ねない時代になった
「唯一の憂さ晴らし」と
5年前に突如目覚めた万引きをやめられない86歳の女性。
毎日のように69歳の女性に自分が詠んだ句を添えて
郵便ポストに手紙を差し入れる80歳男性。
68歳の女性は色目をつかって、
孤独な男性たちの預貯金から3000万円以上を搾り取る。
寂しいから、社会から孤立してしまっているから。
犯罪白書は老人の犯罪を語る。
確かに
孤立死も
急増している。
80歳以上の自殺者数は
年2500人を上回る。
なぜ寂しいのか。
なぜ孤立してしまうのか。
簡単には死ねない時代になったからである。
“これまでは
「やり残したことはないか」
「命を燃焼し尽くして人生を生き切ったか」
などと追及、検証する間もなく先に寿命が来てしまっていた。
余計なことを考える間もなく、
生活に追われ、生き続けるのに必死なうちに
息絶えるのが当たり前だったのだ。 ”
“死ぬよりも、上手に老いることの方が
難しい時代になってしまった。 ”
最終章の章題は「生き地獄化する余生」である。
悟りの境地に達した老人は漫画の世界だけなのだろうか。
悶々としてしまうから、
「生涯現役」と悪びれもせずにストーカーに走る。
自らが80歳を超えながら70歳の妻をDVする。
「女として輝こう」の謳い文句に釣られ、
62歳でホテヘル嬢になる。
タイトルに「裏社会」とあるが、
残念ながら、もはや「裏」とは言えない現象になってきている。
本書に広がる世界は、
我々全員がこれから対峙しなければならない社会そのものである。
【若くして老化が急速に進む早老症 「ウェルナー症候群」の原因】 〔チェルノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクト〕 「第2章第4節 チェルノブイリ大惨事の影響で加速する老化 」 「チェルノブイリ大惨事によってもたらされた
⇒一億総『浦島太郎』現象 ⇒一億総『老狂時代』の到来か? |
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