~後悔、先に立たず~

 

〔小林麻央さんが後悔した乳がん診断「医療ミス」と思ったらどうするか?〕

(2017年6月23日  AERA dot.)

小林麻央さんの命を奪った乳がん。
闘病記をつづったブログでは
左乳房の腫瘤が見つかってから、
乳がんと診断されるまでのことも詳細に明かしている。
夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(39)と
受けた人間ドッグがきっかけで、
左乳房に腫瘤が見つかったのは2014年2月。
だが、再検査では
「がんを疑うようなものではない」と診断されていた。
麻央さんは「生検はしなくても大丈夫でしょうか」と
念押ししたが、
医師は「必要ないでしょう」という判断だったという。
その後、紹介を経て都内の大学病院に移り、
乳腺外科の医師のもとで治療を続けた。

だが、いつも前向きに病気と戦ってきた
麻央さんが、
再検査やセカンドオピニオンについては
こんな言葉で後悔を漏らしていた。
「あのとき、もうひとつ病院に行けばよかった。
あのとき、信じなければよかった
あのとき、、、あのとき、、、」
(2016年9月14日のブログから)



**

〔小林麻央さんの闘病2年8カ月〕
(2017年6月23日 日刊スポーツ)
<--2014年-->

▼2月 海老蔵と人間ドックを受診。
左乳房に腫瘍があることが分かり、
がんの確率は50%と診断される。
後日、再検査もがんとは診断されず、
念のため半年後に再検査と言われる。

▼8月 半年たつも、
多忙のため再検査を受けられず。

▼10月 左胸のしこりに気がつき、
その場で検査を予約。

▼10月11日 検査日。
脇にもしこりが発覚し「95%がん」と言われる。

▼10月21日 がんの告知を受ける。
脇とリンパ節に転移していた。
その後、肺や骨などにも転移。

闘病始まる。
後のブログで
「生検の結果を聞くまでの10日間は、
ひとりだけ違う時間軸に生きて、
ゆっくりゆっくり
皆とは違う暗闇に追いていかれるような感覚だった」
と振り返り、
告知された当日については
「診察室に入った時の先生の表情で、
『陽性だったんだな、がんなんだな』
と分かった。
心の準備は意外とできており、
冷静に先生のお話を伺った」とつづった。


**

〔フリーアナ・小林麻央(33)進行性のがんを患い極秘入院(8日情報)〕
(2016年6月9日 スポーツ報知)

進行性のがんを患い、
極秘入院していることが8日、分かった。


**

 

今となっては、後の祭りですが、
2014年2月の
「左乳房に腫瘤」発覚の当初を
検証してみると、

> 夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(39)と
受けた人間ドッグがきっかけで、
左乳房に腫瘤が見つかったのは2014年2月。
だが、再検査では
「がんを疑うようなものではない」と診断されていた。
麻央さんは「生検はしなくても大丈夫でしょうか」と
念押ししたが、
医師は「必要ないでしょう」
という判断だったという。

> <--2014年-->

▼2月 海老蔵と人間ドックを受診。
左乳房に腫瘍があることが分かり、
がんの確率は50%と診断される。
後日、再検査もがんとは診断されず、
念のため半年後に再々検査と言われる。

▼8月 半年たつも、
多忙のため再々検査を受けられず。


2014年2月に
人間ドックを受診した際に、
担当医から、
左乳房に腫瘍があることが分かり、
がん(悪性)の確率は
50%と診断され、

後日、
再検査もがん(悪性)とは診断されず、
念のため半年後に再々検査と言われた
ようで、

少なくとも、この時点では

> 再検査では
「がんを疑うようなものではない」
と診断されていた。
麻央さんは
「生検はしなくても大丈夫でしょうか」と
念押ししたが、
医師は「必要ないでしょう」
という判断だったという。

担当医は、
がん(悪性)の確率は
50%との認識は有していたものの、
「生検」を経ずに、
つまり、
「生検は必要ない」
との前提のもとに
がん(良性)との、
結果的に誤診の判断をしてしまったわけで、

この言葉を信じ、

>▼8月 半年たつも、
多忙のため再々検査を受けられず。

と、ある意味、
本人自身が半年間放置したわけで、
特に「進行性のがん」ですと、
半年間の間にあっという間に
比較的、大きなしこりに成長するのは
想像するまでもなく、

2014年2月の段階で、
「生検」を行い、
「悪性」結果が早期に判明していたら、
早期の切除手術によって、
小林麻央さんは現在でも、
存命だったと思われませんか?

誤診というか医療ミスの可能性も
あるのでは?

 

PS

 

〔歌手・朝倉美沙(40)2015年2月「乳がん」発覚⇒2016年4月、肺に転移(st4)〕

 

特に2013年あたりから
今年2016年にかけて

〔女優・小栗香織(45)
2月乳ガン告知⇒5月18日に都内病院で摘出手術&闘病中〕
( 2016年6月23日 )

〔嶋田尚未氏(漫画家&BL作家)15日、
乳がんのため療養先の長野県内病院で死去(40代)〕
(2016年6月16日)

〔フリーアナ・小林麻央(33)
進行性の乳がんを患い極秘入院(8日情報)〕
(2016年6月9日)

水谷優子さん(声優)17日、乳がんのため死去(51)〕
(2016年5月19日 )

〔女優・南果歩(52)初期の乳がんを患い、
3月上旬に手術~夫と同時期に発症〕
(2016年3月17日 )

〔女優・生稲晃子(47)2013年末、
乳がんのため右乳房を全摘出手術〕
(2015年11月10日)

宇江佐真理さん(作家/時代小説)7日、
乳がんのため北海道・函館市の病院で死去(66)〕
(2015年11月7日)

〔元女子プロレスラー・北斗晶(48)
乳がん⇒24日、右乳房全摘出手術〕

〔「羊毛とおはな」ボーカル・千葉はなさん
4月8日、乳がんで死去(36)〕
(2015年4月11日)

【タレント・ダンカン(55)の妻・飯塚初美さん22日、
乳がんのため都内自宅で死去(47)】
(2014年6月23日)

〔読売テレビ・清水健アナウンサーの妻11日、
乳がんのため死去(29)〕
(2015年2月12日)

◎西東京市議(無所属)の納田さおりさん(43)が
2014年4月24日に乳がんの手術

◎2013年の4月26日には
「ランク王国」ラルフ声優の嶋村カオルさんが
乳がんのため横浜市内の病院で死去(43)

他にも記憶が不確かですが、
特に1F事故後、芸能関係者を筆頭に
比較的、若い著名人の間だけでも、
乳がん発症報道が目立ってきたように
感じています。

 

 

 

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ベラルーシにおける乳ガンの発病率 1990~2002
これは乳ガンの発症率です。
乳ガンはチェルノブイリ後10年たってから増大しました。
特に15キューリー/km2
(18万5000ベクレル/m2)以上の高汚染地域では、
10年後から急激に上昇しているのがわかります。

*

日本においても同じ状況になると思います。

 

 

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 〔学術雑誌ネイチャーが公表した日本の放射能汚染の実態〕

 

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【放射線管理区域の10分の1(3700Bq/㎡)がデッドゾーン】

チェルノブイリ専門家も総じて、

「3000Bq/㎡」(⇒50Bq/kgに相当)

が、究極的には生死にかかわる健康被害の

大きな分岐点と指摘しています。

 

***

 

(チェルノブイリ原発事故時の

ゴルバチョフ政権下の科学顧問でもあった)
アレクセイ・ヤブロコフ博士も
指摘されているように、

【私たちは、乳房をひとつしかもたない女性の一族を形成するまでになった】

【(4年の潜伏期間)甲状腺ガン(1万倍)⇒乳ガン⇒骨癌⇒白血病】
でも記載しましたが、
チェルノブイリ方面の医療関係者も、
(小児ガンの早期発症は別論として)
各被曝「悪性疾患」には
各疾患別にピーク時が存し、
「甲状腺ガン」の次に「乳ガン」発症の波が到来する事を
指摘しています。