新元号「令和」について、
世間では、概ね受け入れられている印象だ。

感受性が鋭いうちの娘たちも、
言葉の「響きがいい」と好評だ。


ただ私は、ちょっとネガティブな印象を持った。

「令」は、「命令」とか「指令」とか、支配的、権力的なニアンスを感じる。
「和」は、「仲良くする」や「調和」の意味が含まれている。

「調和」の「命令」?

このことから、今の学校や社会、そして戦争に突入して行った戦前の日本のことを連想した。
「国(権力者)の決めた一つの方向に、みんな仲良くしたがおうね 」と命令された様な気分だ。
「和を乱してはいけません!個性は許しません!!annoy」と言われている様な気分にもなる。


子供の頃から、一つの価値観に縛られる学校が大っ嫌いで、
今でも生きづらさを抱えているマイノリティーの自分にとっては、
直感的には受け入れがたいものがあった。


近年、ようやく人の多様性が認められる社会になってきている様に感じるが、
「令和」の時代も、そのような動きを止めないで欲しいと思っている。


ちょっと考え過ぎかな?