父が亡くなってからもうすぐ一周忌を迎える。

同じころ、発熱で入院した母も病院生活が1年4か月となる。

転院を繰り返して母にも負担をかけている。

最初の入院で褥瘡が出来てしまい、

現在は褥瘡の治療が優先となってしまった。

 

すでに2つの病院に転院したのだが

その過程でわかったのは

電子カルテとか、最近ではマイナカード、そしてDXなどと政治の世界では言われてきたが

病院間では一切連携はおこなわれていない。

相変わらず「テガミ」というアナログなやり方で

患者のデータを渡している。

それも治療内容については確認が行われていない。

入退院の都合だけがやりとりされているだけ。

結局、これまでの入院中の情報は家族が補足する必要があります。実際にどのような内容が交わされているかは知る由もない。

 

だから、転院先の医者との面談で何も知らないことに驚く。

このような状況の中で転院を繰り返しているのも

回復期、療養型病院の対応のお粗末さが目に余る。

ここに来る患者が後期高齢者の場合、ほぼここで最期を迎えるというようなイメージで受け入れているのが医者や看護師の言葉から読み取れる。

何とかして家に戻したいと訴えると

じゃあ施設に?とか訪問看護で?

という話になってしまい患者ファーストではなくなる。

彼らは施設や家に訪問看護で返すと点数になる。

 

結局金目当てでしかない。

こういった病院だけではないだろうが

なかなか見つけるのは難しい。

そして今月、面会ができる病院に転院する予定です。

1年4か月経過しましたが母は時々家族を認識できるときがあります。演歌を聴かせると今でも喜んでいます。

それだけが家族として喜びです。