認知症の母の備忘録です。

 

今日はデイケアの日でした。

朝からご機嫌斜めでお出かけ。

帰ってきてからもご機嫌斜め

 

最近はかなり怒りっぽくなってきました。

激しい時は暴言の連続

たまに暴力も振るいますが力の無い母のパンチは

認知症と闘う精いっぱいの行動なのだと思います。

自分ではどうしようもない認知症です。

 

出来るだけ心地よくとは思いますが

なかなかそうもいきません。

放っておくと寝たきりになってしまいます。

食事もできなくなってしまうなど弊害が大きすぎます。

それでなくてもここ数か月で体重は5KGも減りました。

認知症は物忘れではありません。

今何が起きているか 何が起きたか 明日何がおきるのか

通常であればすべてが連続しているのですが

それもわからなくなります。

そしてそれは全てに起こります。

食べ物、睡眠、トイレ、座る、立つ、歩く

今まで無意識・意識でやっていたことができなくなる病気です。

 

死と同様に怖いからかこの病気への理解は進みません。

周りには意外と認知症の方はいないものです。

家にいるか、病院にいるか、ほとんど通常の生活で出会うことはありません。

海外ではコロナ禍によって製薬会社が認知症治療薬の開発をストップしました。どこかで研究されているとは思いますが

このまま行けば不治の病となります。

脳のことは実は誰にもわかっていないのです。

語られるのは恐らく、たぶん、ほぼ確実にと言う程度のことで

お医者さんはわからないと言います。

萎縮しているから、こういう症状だから○○認知症だね。

とは言いますが実はわからないというのが正しいのです。

 

昔から認知症はありましたが現在は当たり前のようになっています。高血圧の治療薬が引き起こしているとも言われます。

確かではありません。医者に聞いても初めて聞いたというような顔を一様にします。事実でしょう。