今日の午後は時間を作って
評判を聞いて観たかった
アンソニーホプキンスの映画「ファーザー」を観に行った。
題材は認知症。
認知症を疑似体験できるとのことだったので
どんなものかと思ったら。
いやーこれがもう、素晴らしい映画でした。
演技も映画そのものもすべてが良い。
冒頭は認知症という病気が家族にどれだけ重くのしかかるのか?
で始まりますが
すぐにサスペンスのような緊張感で話が進みます。
最後まで何が現実で何が幻想なのか?
答えが無いまま進んでいきます。
そしてラスト、そうだったのか!?と気づくのです。
しかし、パッと霧が晴れたようにすべてがわかるわけではありません。
映画が終わってしばらくは映画を回想していくと
徐々に気づかされるのです。
このような映画は過去にジェイコブスラダーで感じた感覚と同じものでした。
題材は全く違いますが似たものを感じました。
ただ、いい映画であると共にアンソニーホプキンス演じるアンソニーの行動が
母と同じで私の心にズンと重くのしかかる何かを感じざるを得ませんでした。
最近ではボヘミアンラプソディー以来のお勧めの映画です。