絹旗「最近麦野の様子が超おかしいです」【後編】 | とあるSSのクライアント

とあるSSのクライアント

とある魔術の禁書目録のSSのまとめブログです。

翌日放課後

土御門「カミや~ん一緒に帰ろうぜい」

上条「おう、帰るとしますか」

青ピ「カミやん僕も忘れんといてーな」

上条「誰も忘れてねーよwじゃ、行こうぜ」

土御門「それにしても何か校門の方が騒がしくないかにゃー?」

青ピ「確かにそうやね。って何かえらい美人なお姉さんがおるんやけど」

上条「そんな美人さんが何の用ですかね・・・ってあれは」

青ピ「何々カミやん、あの人と知り合いなん?」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 03:00:35.91 ID:C5Jgj1OS0

上条「麦野さん、どうしてここに?」

麦野「やほー上条君♪」

オイオイマタカミジョウカヨー
ソロソロブチコロシテモイイカナ

土青「カミやん、今日の所は引き上げるけど」

上条「えっとお2人さん、何やら顔が怖いんですが・・・」

土青「明日覚えとけよ」ゴゴゴゴゴ

上条「不幸だー!!!!」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 03:05:15.94 ID:C5Jgj1OS0

麦野「友達はいいの?」

上条「あぁ気にしないで下さい。それより今日はどうしたんですか?」

麦野「まだちゃんとお礼出来てなかったしそれでね」

上条「それは昨日してくれたじゃないですか」

麦野「あんなのじゃ私の気がすまないのよ」

上条「そう言われても・・・あっ、じゃー1つお願いいいですか?」

麦野「えぇいいわよ」

上条「宿題、手伝ってもらえますか?」

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 03:11:16.03 ID:C5Jgj1OS0

麦野「宿題?」

上条「はい、実は上条さん頭がよろしくなくて宿題を良く出されるんですよ」

麦野「それを私に手伝えと?」

上条「あの、迷惑じゃなければですか」

麦野「・・・」

上条「えっとダメですか?」

麦野「・・・っぷっあっははははは」

上条「そんなに笑わなくても」

麦野「ごめんね、でも宿題手伝えなんて言われると思わなくって」

上条「えっとじゃー手伝ってもらえるんですか?」

麦野「もちろんいいわよ。なら昨日のファミレスに行きましょ」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 03:22:47.95 ID:C5Jgj1OS0

上条「えーっとつまり、ここがこうなってっと。これであってますか?」

麦野「そうだにゃーん♪わかったかにゃ?上条君」

上条「とっても解りやすかったです。それとその口調・・・」

麦野「!?」(テンション上がりすぎていつもの口調になってたわ)アセアセ

麦野「もしかして・・・・変だった?」(いきなり口調変わったら変に思われるわよね・・・)ズーン

上条「そうじゃなくてやっと打ち解けられたのかな、と」

麦野「えっ?」

上条「昨日のファミレスの時もそうでしたけどちょっと麦野さん硬い感じがしたんで」

麦野「そう・・・かな?」

上条「何か麦野さんって綺麗だし隙がない感じがしたんですよ」

麦野「///」

上条「でも、今こうやって普通に喋ってるとそんな感じしないし俺はこっちの方が好きですよ?」ニコッ

麦野「それ、本当?」

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 03:31:34.36 ID:C5Jgj1OS0

上条「はい、俺はこっちの麦野さんの方が好きです」ニコッ

麦野「良かった~」フニャ~

上条「えっと・・・麦野さん?いっ、いきなりどうしたんでせうか?」

麦野「いきなり口調変わったし変な女って思われたんじゃないかって心配で・・・」

上条「親切に勉強まで教えてくれる麦野さんを嫌いになる訳ないじゃないですか」アセアセ

麦野「ふふっ、ありがと」ニコッ

上条(うおっ、何だこの人。めっちゃ可愛いぞ///)

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 03:38:09.52 ID:C5Jgj1OS0

上条「で、もし麦野さんが良ければなんですけど」

麦野「うん?」

上条「また勉強教えてくれませんか?」

麦野「!!」

麦野「毎日でもいいわよ♪」

上条「流石に毎日は迷惑かと」

麦野「お姉さんが良い言ってるんだからいいんだにゃーん♪」

上条「ですけど」

麦野「それとも上条君は私と居るの、嫌?」ウルウル

上条「そう言う訳じゃ・・・」

麦野「じゃー決定だにゃーん♪」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 03:51:58.52 ID:C5Jgj1OS0

上条「わかりました。なら明日からもお願いします」

麦野「えぇこちらこそ」ニコッ 

上条「それで」

麦野「うん?」

上条「番号交換しませんか?」

麦野「!?」

麦野「いいわよ♪じゃー携帯だして」

上条「あっ、はい。通信しますね」

麦野「これでOKね♪」

上条「じゃあまた明日お願いします」

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 04:02:31.78 ID:C5Jgj1OS0

麦野「って感じなの♪」

フレンダ「へーそれじゃあ毎日の用に例の彼に会ってると?」

麦野「そうなのよ!もう幸せすぎて死にそうだわ♪」

絹旗「ここまで超機嫌がいい麦野は初めて見ました」

滝壺「むぎの、本当に幸せそう」

麦野「でしょーでしょー♪でも彼ったら勉強以外の誘い無いのよね・・・」ピリリリリリ

フレンダ「噂をすればって訳よ」

麦野「・・・ctrfvygぶhんjmk」

フレンダ「何々・・・ってこれデートの誘いな訳よ」

絹旗「超羨ましいです」

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 04:08:33.39 ID:C5Jgj1OS0

麦野「ど、どどどう返せばいいのよこれ?」アセアセ

フレンダ「いつも通りに返せばいい訳よ」

麦野「いつも通りって勉強以外の約束した事ないわよ」アセアセ

滝壺「むぎの落ち着いて」

麦野「そ、そうね・・・これで大丈夫かしら?」

絹旗「大丈夫じゃないですかね」

滝壺「大丈夫だと思う」

麦野「送信・・・あぁ何着てこうかしら?」アセアセ

フレンダ「今から焦るのは早過ぎる訳よ」

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 04:18:53.38 ID:C5Jgj1OS0

デート当日


麦野(これって初デートよね)

麦野(あぁ、すごく緊張してきたわ)

麦野(この服変じゃないかな?大丈夫かな?)

上条「・・・」タタタタッ

麦野(来たわ!)

上条「すいませんでしたー!!」ドゲザー

麦野「!?」

麦野「いきなりどうしたのよ?」

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 04:22:39.23 ID:C5Jgj1OS0

上条「俺から誘ったのに1時間も待たせてしまって申し訳ございません」ドゲザー

麦野「えっ?待ち合わせの時間に間に合ってるわよ?」

上条「えっ?あー!!!時間を見間違えた・・・」

麦野「あっはははははは、流石ね上条君♪」

麦野(おかげで緊張が吹っ飛んだわ)

上条「何もそこまで笑わなくても・・・」

麦野「ごめんね、でも・・・ありがとね♪」

上条「???じゃー行きましょうか」

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 04:30:53.26 ID:C5Jgj1OS0

麦野「で、上条君はお姉さんを何処に連れてくつもりかにゃーん?」

上条「えっと、映画を見に行こうかと・・・ダメですか?」

麦野「いいわよ、ならこれにしましょ」

上条「はい・・・えっと、少し時間ありますね。その間にショッピングでも行きませんか?」

麦野「そうね、じゃー行きましょうか」

上条「はい!」

53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 04:38:35.71 ID:C5Jgj1OS0

服屋

麦野「これなんてどう?」

上条「すごく似合ってますよ」ニコッ

麦野「もう、さっきからそれしか言ってないじゃない」

上条「だって麦野さんスタイルいいから何着ても似合うし・・・」

麦野「つまり上条君はあたしをそんな目で見てたって事かにゃーん?」

上条「ちっちちち違いますっ!いやっ違わないけどそれは麦野さんが魅力的だからであって・・・その」ゴニョゴニョ

麦野「冗談よ♪」

上条「あんましからかわないで下さいよー」

麦野「でも、上条君が私を褒めてくれたのは嬉しかったわよ」ニコッ

上条「///」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 04:46:53.94 ID:C5Jgj1OS0

映画後

麦野「面白かったわね」

上条「えぇ、でも麦野さんがこんなアクション映画見るなんて以外でした」

麦野「そう?ラブロマンスとかだらだらしたの苦手なのよ」

上条「じゃあ恋愛とかも興味ない感じ・・・ですか?」

麦野「見るのとするのは違うわよ」ギュ

上条「むっ、麦野さん・・・その急に腕に抱きつかれると」ゴニョゴニョ

麦野「聞こえないにゃーん♪」

上条「とっ・・・とりあえず食事に行きましょう。映画も見終わった事だし」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 04:58:44.92 ID:C5Jgj1OS0

麦野「へぇ、上条君がこんなお洒落な店知ってるとは思わなかったわ」

上条「実際来るのは初めてなんですけどね。俺の知り合いがここは良いってオススメしてたんですよ」

麦野「私はてっきりデートで前に来たのかと思っちゃったわ」

上条「デートって、俺・・・こんな事するの初めてですよ」

麦野「あらそうなの?てっきり彼女の1人や2人過去に居たのかと思ってたわ」

上条「ははは、そうだったらいいんですけどね。生憎上条さんはモテた事ないんですよ」

麦野「ホントかにゃー?」

上条「本当ですってば・・・あっ、食事が来ましたよ。冷めない内に食べましょう」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 05:04:08.83 ID:C5Jgj1OS0



上条「今日は本当に楽しかったです。本当にありがとうございました」

麦野「あたしも楽しかったわよ」

上条「じゃーまた後日連絡しますからその時は勉強お願いします」

麦野「ちょっと待って」

上条「はい?」

麦野「またデートの誘いは無いのかにゃー?」

上条「えっ?」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 05:12:45.82 ID:C5Jgj1OS0

上条「だって麦野さんは綺麗だし大人っぽいし俺なんかじゃ釣り合わないし・・・」

麦野「お姉さんにそこまで言わせる気?」

上条「えっと・・・俺でいいんですか?」

麦野「上条君が私の言って欲しい事言ってくれたらね♪」

上条「・・・麦野さん!!」

麦野「・・・はい」

上条「俺、麦野さんが好きです。もし良ければ俺と付き合って下さい!!」

麦野「・・・大正解だにゃーん」ムギュ 

上条「本当に俺でいいんですか?」

麦野「あら?告白して来たのは 当 麻 じゃない?」

上条「そうですけど・・・何だか自信なくて」

麦野「私の 彼 氏 なんだから自信持ちなさい♪」

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/21(木) 05:19:16.65 ID:C5Jgj1OS0

上条「って事は俺の彼女は麦野さんって事でいいんですよね?」

麦野「麦野さん?」

上条「・・・沈利さん?」

麦野「んー・・・今幸せだし下の名前で呼んでくれたから今日の所はこれくらいにしてあげるわ」

上条「ははは・・・上条さんは幸せの最高潮に居る感じです」

麦野「つまり当麻これ以上私を幸せに出来ないって事かにゃー?」


   「これ以上幸せに出来ないだって?」


   「そんな幻想、ぶち殺す」チュ


終わり