サイフォン式オーバーフロー水槽の経過 | Lump信者のちょっとしたブログ

サイフォン式オーバーフロー水槽の経過

90cm水槽でサイフォン式オーバーフローを動かして一ヶ月が経ちました(´・ω・`)
記事を書いた後の最初の頃は色々と問題がありましたが、とりあえず今は安定しています。
「とりあえず」なので問題は残ってるのですが、ひとまずサイフォンの形が初期から変わったのでメモ。

バージョン1.0:空気口ありのシングルサイフォン


前回の記事でも載せてた、サイフォン初期型です。
20mmパイプで吸込口が1つでサイフォン出口上部に空気穴があるタイプ。
サイフォン式オーバーフロー稼働初日は思っていたように動いていたのですが、2日目にバージョンアップを決意しました。

問題点:
・サイフォン出口の空気巻き込み音がちょっとうるさい
・パイプが太く水流が遅いので空気が溜まって機能停止しそう(2日目時点で既に溜まってそうな気配があった)


バージョン2.0:空気口無しのダブルサイフォン


Ver1.0のサイフォンは1日でお役御免となりました。
空気巻き込み音は少しうるさい程度でしたが、空気が溜まる問題が早急の問題だったのですぐに作り直しに。
写真の通り、2本目のパイプは給水口に刺さっています。


Ver1.0の失敗を踏まえ、13mmのパイプを使い水流を速くして、パイプ1本当たりの排水力不足を2本目で補う形です。
空気口無しとしていますが、上部の2本目のパイプが空気中の場合は空気口として機能します。
一般的に、2本目がたまーに空気を吸い込む程度で調整すると良いらしい←これ重要

ver2.0を稼働した結果、すぐにバージョンアップを決意しました。
排水量調整用のバルブがついてないんですよこれ...

問題点:
・うるさいうるさいうるさい(1本目で排水しきれない水を2本目のパイプが吸い上げるのは良いが、常に水面を行ったり来たりで爆音が鳴り続ける...)


バージョン3.0:空気口あり(キャップ付き)のシングルサイフォン


Ver2.0がうるさすぎたので、翌日に急遽改造。
回転用に一部固着していなかった部品を外し、シングルサイフォンに戻しました。
空気口なしのシングルサイフォンでは、13mmでもポンプで汲み上げる水量より排水量が多いので、Ver1.0同様に空気口を設けます。
そして空気口をキャップ化。

これにより、キャップを締める緩さ次第で流量調整が可能になりました。
キャップがあるので空気の巻き込み音が全くしなくなったのも良い点。
近づいて耳を澄ますと「シュー」と空気の吸い込み音がする程度。
調節はかなりシビアです。キャップ自体は簡単に動くのに、ちょっとの差で流量ががっつり変わる。。
バルブにしたかったんですが、ホムセンに置いてなかった。
今まで結構な数のホムセン巡ってますが、VP用のバルブとか今まで見たことねぇ
ナ○コさん置いてくれ下さい。

問題点:
・結局、シングルサイフォンだから流量調節ミスって排水しすぎたらパイプ内の水が枯渇して機能が停止する


バージョン4.0:空気口あり(キャップ付き)のダブルサイフォン


Ver3.0での問題がシングルサイフォンであるなら、ダブルサイフォンにすればいいじゃない。
ということでVer3.0をダブルサイフォン化(´・ω・`)
とてもLongになった。キャップがVP25なので変換を付ける必要があるのよねー。

問題点:
・見た目が悪い


最新バージョン4.1:空気口あり(キャップ付き)のダブルサイフォン改


Ver4.0のキャップ空気口をサイドに移動しました。
分岐部分は隠れちゃってますが、シングル部分の1本目の排出口とダブル部分の2本目の排出口の間に分岐を入れ、2本目より少し高い位置に出しています。
構造的に、位置を高くしなくても水が吹き出すことはないと思いますが念の為。。



という感じで序盤で慌ただしく作り変えましたが、ほぼ1ヶ月程度Ver4.1がいい感じに稼働しています( ^ω^)

水流調整をバルブではなく、空気口の隙間制御にしているので適度に空気が取り込まれて濾過水槽に落ちていくので、酸欠になる心配がありません。
長いパイプの中で空気が混ざりながら落ちていくので相当溶け込むはず。
ポンプでの揚水時にエアーがいらなくなります。
排水量の調整は慣れが必要ですが、バルブではなくキャップ式もオススメしたいですね。

口も上向きにすると、何かの拍子に外れて落ちることもないでしょう。
大きな地震来たら取れるかもですが、そんなん来たら水槽自体やられる()


オーバーフローとは別件ですが、流木を追加しました。
小さめのを2つ。
前準備として1週間アク抜きして、なぜか2日乾燥させてまた水に2日つけた。


ありったけのウィローモスを巻き付けてどぼん。
乾燥を挟んでたので当然浮力が戻ってて、浮いた。。

思ってたよりかなり雑になったけど、まぁええか。
ええかな?
ええか...


そんなこんなで全体の見た目は今はこんな感じです。


結構、観賞用な感じになった気がします。
右奥がウィローモスと流木の森になってますが、コリドラスがかなり気に入ったようなので良しとしましょう。
基本的に、真っ暗でそこそこ広くてなにかに囲まれている場所が好きなようです。
体が大きくなると、土管は落ち着かないらしい。


現在のところ感じてる問題は、以下の通り。
・オーバーフローの排水を受け入れる濾過水槽が小さいので、停電してポンプが止まり一時的な排水量が増えると多分溢れる。
・サイフォンの吸込口にエビ吸い込み防止用に物理フィルターを設けているが、汚れてきて目が詰まってくるとフィルターを通る水量が減って排水量が落る。なので、メイン水槽の水位が上がって濾過水槽の水位が下がる要因となる。

この2点のうち、濾過水槽のサイズはまぁ大きくすればいいかなという感じですが、物理フィルターの目詰まりによる濾過水槽の水位低下は解決策が微妙です。
フィルターの目を粗くするしかない感じですが、荒くするとエビ通りそう。。
濾過水槽の水位は水の揮発分のみで減ってほしいんですが、ちょっと悩み中です。



ちなみに生体については、病気も流行らずいい感じだったんですが、最近4,5ヶ月ぶりにネオンテトラ1匹が死にました。
2年半以上生きてる個体だと思うので老衰かなと。
2週間かけて段々色素が抜けていって餌も食べなくなってゆっくりと衰弱していき、最期は私が会社から帰ってくると水面でゆっくり泳いでて、いよいよかなと思って眺めた10分後くらいに逝きました。
見届けた感じになっていつもより悲しい。

これでネオンテトラ1期生は恐らくあと2匹です。
子供生んで増えてくれないかなぁ


そろそろ繁殖も考える頃合いかもですね。
とりあえずこのくらいで
おわり。