You were a child

Crawling on your knees toward it

 

幼い頃

君はそれにめがけてハイハイをしていた

 

Making momma so proud

But your voice is too loud

 

君の存在はママにとって自慢だった

とても大きな声をのぞけば

 

We like to watch you laughing

Picking insects off of plants

No time to think of consequences

 

君の笑った顔が大好きなんだ

花から虫を取ろうとしても

どうなるかなんて一つも考えない

 

Control yourself

Take only what you need from it

A family of trees wanting to be haunted

 

我慢もときには大事だよ

必要な分だけをもらおう

森にすむ木々だってここでずっと一緒にいたいんだよ

 

The water is warm

But it’s sending me shivers

 

水が温かい

それなのに寒気がするんだ

 

A baby is born

Crying out for attention

 

生まれたばかりの赤ちゃんは泣き叫ぶ

かまってもらうためにね

 

The memories fade

Like looking through a fogged mirror

 

思い出は色あせていってしまう

まるで曇った鏡ごしに見つめるように

 

Decision to decisions are made

And not bought

 

決意のための決意はできた

それはお金では決して買えないもの

 

But I thought this wouldn’t hurt a lot

I guess not

 

でもこんなこと大したことないと思っていた

でもそうじゃないんだね

 

Control yourself

Take only what you need from it

A family of trees wanting to be haunted

 

我慢もときには大事だよ

必要な分だけをもらおう

森にすむ木々だってここでずっと一緒にいたいんだよ

 

 

 

【参考】

本曲は、シェル・シルヴァスタイン『おおきな木』を想起させることでよく知られる。

そのあらすじによると、

リンゴの木と少年は友達であった。ともに遊び、心を通わせていた。しかし少年は大人になってゆきお金が必要になる。木は「私の果実を売りなさい」と言う。少年は果実をすべて持っていった。しばらくして、大人になったその子は家が必要になる。木は「私の枝で家を建てなさい」と言う。その子は枝をすべて持っていった。また時が経ち、男は「悲しいので遠くへ行きたい」と言う。木は「私の幹で舟を作りなさい」と言う。男は幹を持っていった。時が経ち、男は年老いて帰ってきた。そして「疲れたので休む場所がほしい」と言う。木は「切り株の私に腰をかけなさい」と言う。男は腰をかけた。木は幸せであった。

本曲を書いたMGMTのAndrew VanWyngardenは、本曲を書いた当時を次のように振り返っている。

僕たちは何も考えずただのんきに大学に通っていただけですね。でもそのとき、子供の頃がとても懐かしく思えたんです。たぶん卒業後はどうしようかっていう不安があったんだと思います。

 

なお、"Take only what you need from it"や"The water is warm"などの表現は、環境破壊や地球温暖化を危惧する表現とも受け取れる。

 

 

画像はMVの未公開シーンから