皆様, 明けましておめでとうございます。
*前回のブログのアップからずいぶんと日が経っておりますが,
昨年,あれから実は書きたいことをある程度書いた後,下書き保存のままで公開に至っておりません。
時期が来たら全部公開しようと思ってます。
元日から始まったわたくしの人生は,パーセンテージから申しますと,
年末年始をイギリスで過ごしたので,こんな感じです。
仕事から完全にカットオフして過ごす日常の楽しいこと。
人間を取り戻した感じです。
たまにこういう時間がわたしには必要であることが分かりました。
BIG BENの前でのカウントダウンで新年のエネルギーを貰い。
しばらく会っていなかった友人に会い,
優雅な時間を過ごして,
最高の新しい年の幕開けとなりました。
ロンドンではコヴェントガーデン界隈で遊び,観劇をしまくり,
レンタル自転車で市内観光を楽しみ,
南部に住んでいる友人と会っておしゃべりを楽しみ,
スコットランドでは,マッキントッシュのアートスクールに行き,
守衛さんに特別に教室に入らせて貰ったり,
マッキントッシュが設計し,家具もデザインしたwillow tesrooms では,
アフタヌーンティーを楽しみ,
River Hill ではスコテッシュブレックファーストをいただいて,
夜は観劇に明け暮れ,レストランでは好きな食べ物を食べて,美味しいお酒も飲み,
素敵な建物の中で素敵な家具に囲まれて,可愛い食器と小物を直ぐ手にとって見れて,
こちらの洗練された文化と教養,それを所有している人々が,私が去年残してきたものとか,もやもやしていた嫌な気持ちも,全部どこかへ取り去ってくれた気がしました。
また現実の生活に戻ってしまうまでの夢のような時間が過ぎていきました。
できれば一ヶ月くらい居たかったです。
私には本当にこういう時間が必要なのだと思いました。(2度目)
グラスゴーでは1月5日に,初めて日本映画の「君の名は」が上映されて観に行ったら,劇場に来る観覧者の多いことに驚き,映画の一つ一つのシーンで地元の方々が笑ったり感動したりしているのを見て,少し誇らしげに思えました。私はその劇場で唯一の日本人だったのでした。 観衆達に思いっきりピースしたい気分でした。
もうすこしするとこういう経験をしたということも,書くことが出来なくなるほど仕事に忙殺される日々になります。
感じていることは山ほどあるのに,それを振り返って書き留める時間が全くない。
しかし,同じような状況になっても以前と違うのは,
私は私自身がやっていることが全体から見てどのようなものなのかが分かってやっているということ。
別の観点から自身を俯瞰して,ずっぽり入って横に合わせて行動しているため,以前のようなアイデンティティクラッシュが起こらない。全体から俯瞰していない人は,以前の私のように悩むんだと思う。180度違う価値観に合わせられずに,きっと現場から居なくなってしまうのだと思う。
きっと私はラッキーな人間なのだ。
