英語が国際共通語になったときに起こりうる未来英語そのものの コスモロジーは崩壊する。 それぞれの母語を異にする人たちが, てんでに「自分の言いたいこと」を英語に載せていく。 そのうち, その重圧に耐えかけて, 英語そのもののコスモロジー構造が瓦解してしまう。 英語話者の世界観をつよく帰省するような「言葉の檻」としての拘束力を失ってしまう。