幸福の黄色いハンカチーフ(英語がらみ諸事情) | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

Pete Hamillのコラム“Going Home"で一躍有名になりました。(っと言っても相当大昔の話ですが・・・)
日本でも山田洋次監督が,この短編を元に作られたドラマをリメイクし映画化した。
その映画「幸福の黄色いハンカチ」を今授業でやっている関係で,
いろんな背景材料を集めている日々。それ以外にも事情はあるのだが,

ここでは内緒。目

山田洋次監督のこの映画は,日本アカデミーの最優秀作品賞にもなり,
私たちくらいの世代まではうっすらと印象に残っているものの,
今の高校生には旧石器時代とさして変わらない状態。

なものですから,
多少の情報を提供しようと思います。
(職場が変わったにしろ,私のブログは多分ばれているでしょうから,きっと届くはず)

この映画の配役は,
原作の主役,
Vingo役が,高倉健(日本名(以下,日):勇作)
妻が,倍賞千恵子(日:光枝)
若者役が,金八先生で有名な武田鉄也(日:花田欽也)
     SKⅡピテラで有名な桃井かおり(日:朱美)
そして,山田洋次監督と言えば,「寅さん」シリーズの渥美清。彼は脇役で登場していた。


ここからは,日本版Going Homeの動画
欽也演じる武田鉄也が,嫌がる朱美演じる桃井かおりを襲おうとしているシーンから始まる。(注:多少教育的でないシーンも含まれるので,自己責任で鑑賞しましょう。最近簡単に動画に流れている21禁の無修正動画よりは数段健全ですが・・・。)




そして,実はこの短編を基にした歌だと言われている曲がある。
それが,
Tie A Yellow Ribbon Round The Old Oak Tree
この曲はひところキリンビールの宣伝に使われていた。




ピート・ハミルは,自分が1971年に執筆したコラム「Going Home」を基に勝手に作られたものだと提訴する。ハミルのコラムは、出所して妻の元へ帰る男がバスの中からオークの木に結ばれた黄色いハンカチを見るというもので、1972年にはテレビドラマになっている。
しかし,被告側の調査で、ハミル以前にもこの伝承をまとめた文献があることが示され、訴訟は取り下げられた。

物語にはいろんな背景がある。
ほんの一つの題材をとってもこのとおり。