専門家の森に器用貧乏人が入り込むと | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

専門家のための専門書は専門知識を積み上げていくもの。

専門家以外の人間は,誰も知らないパーティーにまぎれ込んだようなもの。



専門家は内輪で受けるギャグを連発しているだけ。

そこでわけも分からず,笑って急場をしのぎ,

トイレに駆け込み、同じように感じたパーティー出席者と隠れて悪口。(心当たりのある人は、いつかどこかでお茶でもいかがですか?)




入門者の為に書かれた解説書は,敷居が低い。

そしてジェネラリストいわゆる器用貧乏人は、

このような書物を参考にして世の中を把握しようとして生き延びてきた。そして、器用貧乏人は敷居が低いゆえに,いろいろな人種にやられてしまう原因になるわけです。




たまに,その敷居の低い良い入門書に巡り合うことがある。


そういう場合は、

まず最初に「私たちは何を知らないのか」を問い、


「私たちはなぜそのことを知らないままで済ませてこられたのか」を問う。


そしてその無知なバカさ加減に気づいた人が,これはまずいと思い必死になって勉強し専門家になる。


もしくは,それが自身の興味関心事、もしくは生死にかかわる事項でない場合は、また器用貧乏人の旅を始める。



そして,

あることを知らないというのは,ほとんどの場合、それを知りたくないからで、知らずに済ませるための努力を惜しまないからだ。


ということに気づいたら,

無知であることの自分自身の自覚ができたことで,多少賢くなったわけ。ジェネラリストはスペシャリストとの架け橋。


っということにしておく。