こちらでスターレビューの30周年記念のコンサートがあったので,見に行ってきた。
30周年記念ということで,3時間半かけて30曲が演奏され歌われた。
会場に到着するなり,聞きたいスタレビの曲に投票することができた。勝手が良く分からない私は,投票できなかったのだが,この会場で投票数が一番多かったのは「ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスープ」で,この曲がコンサート中に歌われた。
入場してから帰るまで(スポンサーのクリスタルガイザーを一本ずつお土産にもらう),アーティストとしての才能だけでなく,プロデュース力とそのバライエティに富んだ手法には本当に感心した。
ボーカルの根本要さんの軽快な語り口に乗って,退屈にならない30曲だった。
根本さんの視点はいつも聴衆側にあって,退屈に,しかも疲れないように工夫されたコンサートは非常に興味深く,英語の授業にも参考になる。
根本さんは3曲ごとに座って聴く曲と,立ってノリノリで踊りながら聴く曲とを,構成・演出していた。わたしよりも年配の方が多かったけれども,誰一人退屈そうにしている人はいなかったように思う。
根本さんの語りにも,何か人を惹き付けるものがある。(なんだか上手く説明できないが,なんとなく万人に好かれるものをお持ちだ)きっとどの世代の人に対してもそうだ。
スターダストレビューといえば,「夢伝説」が一番最初のヒット曲なのだが,↓(パソコン上でしかご覧になれません。)
生は最高に良かった感動した。
それから,一緒にコンサートに向かった連れは,大切な人を数年前に亡くされているため,「
木蓮の涙」に,涙していた。↓(パソコン上でしかご覧になれません。)
いい曲だなぁと感じながら,私も,彼女の涙を見て,涙した。
日本語でしか伝えられないこと。日本語でなら表現できることってあると思う。