ブログネタは沢山あるのだが,最近なかなか更新できずにいた。
わたしには,ほぼ毎日様々な新しい出来事が起こっていて,
わたしに興味がある人にとっては聞いてみたいことだらけなのは分かっている・・・・が・・・。
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上野千鶴子先生が朝日賞を受賞され,授賞式でのスピーチが先生のブログに載っていた。http://wan.or.jp/ueno/?p=1277
(内容を一部抜粋)
私はまず女、それに社会科学者、それも男を敵に回すと考えられている女性学の研究者、しかも下ネタでひんしゅくを買ってきた札付きのフェミニスト…と四重苦、五重苦の持ち主です。そういう私のような者が栄えある朝日賞をいただくとは、青天の霹靂でした。わけても審査委員の方々のだれひとりとして面識がなかったことは、この賞の公平さを保証するものと、うれしい思いです。・・・・・・
それにしても,相変わらず大変おもしろい切り口で話をされる方だ。
このブログで,「うえのゼミ」が東京で開催されていることを知り,月曜日開催でなければ一度参加してみようかしらなどと思ってしまうくらい。 私にとっては,彼女の言動は,最近の大きな関心事になっている。
web上野ゼミno.2 福岡愛子さん「日本における文革認識」 http://wan.or.jp/ueno/?p=1159
この画面に出でてくる先生のゼミ生は大半が女性。左奥に見える若い男性は,今年の初めに以前紹介した「上野先生勝手に死なれちゃ困ります」の共著,古市さんだ。少し離れて物好きな中年の男性が一人ポツンと座っている。こういう場にポツンと座れる男性って,随分変わった人だと思う。
福岡さんのお話の内容は,最初お声が小さいのもあって,私たち一般ピーポーには難しい。
どうにか理解しようとすればするほど,福岡さんの机の下の巻きスカートが気になって,集中できない。
男子校に長く勤めているせいだろうか・・・・・。
男性なら全く話が耳に入ってこないのではないかと,要らぬ心配をしてしまう。(・・。)ゞ
(是非ご覧になってください。私だけではないはず,きっとそのはず。)
第3回目は先週の月曜日の13日で,
前田 陽さん(英国・ヨーク大学大学院博士課程女性学専攻 学生)の
「西洋フェミニズムからの脱却と日本独自のフェミニズム論構築」
というタイトルでの発表があったらしい。
このタイトルの「日本独自の~」というのは,英語教育にも頻繁に出てくるもので,フェミニズムと英語教育は,その論述法において極めて似通ったものがあるのではないかと嗅ぐってる。
国語科も英語科も,専攻する学生に女性が多いのも,そのように述べる理由の一つ。
上野先生のスピーチの一部抜粋した文章中の赤線から,
四重苦,五重苦のことに関して,ここに英語教育が入ると六重苦になりはしないかと,ふと思い当たる節が出てくる。
つまり,上野先生のスピーチを引用すれば,
「私はまず女、それに社会科学者、それも男を敵に回すと考えられている女性学の研究者、しかも下ネタでひんしゅくを買ってきた札付きのフェミニスト」の英語教師
最後に「の英語教師」が付く女性は,一体世間様はどのような苦労を与えるのかという研究発表なんかは,私は出来そうな気がするのです。
六重苦って,普通一般人は経験できないほどの,神もしくはお釈迦様から与えられた試練。
私の言っていることは分かる人には分かるんだなぁ。
ねぇ,そこのあなたお分かりになるでしょ?