これだと分かったとたんに,坊主ですら興味示さず,仕方なしに私が抱えて御帰還。
家まで帰るまでの抱き方の雑だったことこの上ない。
自宅に帰れば,本日まで押入れの奥深くに入れられ一人ぼっち。

一等のブルーレイが当たらないかと期待しての,女王様の家族の中で大外れなこのぬいぐるみが,
最近になって,チョー売れっ子のキャラクターだと知る。
それも,2月に今大変な状況にある福島に修学旅行に行った時,
引率の先生方のレンタルスキーの帽子の色と,このなんだか得たいの知れないぬいぐるみの帽子と全く同じであったからだ。(断っておきますが,女王様は自分で持参した紺のものをかぶったのよ。写真を見てもらえばお分かりになるはず。)
パッションピーンク!
未だにこの色のスキー帽が話題になる。(それほど衝撃的でありえない感じだったわけ)
先日,このぬいぐるみの出てくる映画の話が感動的で涙が出たと同僚が言うので,
どんなに感動的なのかを知るために調べた。
すると,
トニートニー・チョッパーとは,
青っ鼻で生まれたためにトナカイ達の間で仲間外れにされ、さらに動物系悪魔の実「ヒトヒトの実」を食べて人間トナカイとなってしまうが、なぜか人型になっても青っ鼻はなおらず、人間からも「化け物」として疎まれ、迫害を受け続けてきた。(ウキペディアより)
これを読んだだけで,相当辛い人生を送ってきたと推測される。
がっ,しかし,
自分のそれまでの人生に悲劇的にならず,卑下せず,前向きで力強く,
なんだかとっても愛らしくて可愛いトナカイだと分かり,
押入れに入れておくのは可哀そうだと,外に出してやることになった。