それにしても腹立たしい小学校英語ヤレヤレ!イケイケ組の御用学者たち | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

福島の方々,特に子供たちの健康上の問題が危惧される中にあって,未だに自らのワークショップや講演会の宣伝に明け暮れている小学校英語ヤレヤレ!イケイケ組の御用学者たちの信じられない言動を目の当たりにして,物凄い憤りを感じている。




命の危険が近づいているにもかかわらず,ご自分の食っていく為の地盤を固めるために,必死にしがみ付いている印象。情けない。


特に,このご時世に,現場を利用してしか,自分の存在をアピールできない教員上がりの大学教授とか,少し名前が出てきたと有頂天になっている現場の教員が,あちらこちらで一生懸命、俺(私)様最高アピールをしているのを見ると,本当に悲しくなって来る。


命より,英語教育,小学校からの英語が大事なのですって。


愚かとしか言いようがない。本当に気持ちが悪い。




日本人の知的レベルも相当落ち込んでいるようにしか思えない。




こういう中にあって,声を大にして,日本の子供たちを守ろうとしている良識的で善良な大学の先生方が,本当に少ないことに悲しみさえ感じる


(千葉のりんたろうさんとか,広大の柳瀬先生は偉いと思うわ。その前にりんたろうさんのブログは面白くていつも拝見してます。エイプリルフールの記事は本当に大爆笑!座布団10枚!わたしのブログは読んでないと思いますけど。こっそり述べておこう!)




学校には,様々な教科があるけれども,「英語」の教科の名の知れ渡った先生方ほど,今回の震災や原発のことに関して,ご自身の意見をしっかり持っていないことに気づく。この一大事は,英語教員にとって他人事なのかしらね。




何らかの方法で自分の意見を表明していない,もしくは出来ていないズルイ人って,こういう大変な時によくわかるのよね。




私は少なくとも,そのようなエゴイストで狡い人なんか,全く信頼してない。




次年度の小学校の「英語ノート」の廃止が確実になった今,自らの持論に、未だ固執する人の顔を見てみたい。こんなに大変な中,子供たちの言葉まで奪ってどうするのかしらね。善良で良識のある人なら,御用学者たちが自分が食べるために必死にしがみ付いているのが分かるのよ。本当に情けない。自分の専門すら嫌になるわ。




先日,英語教師に嫌気がさして,家庭科の教諭になった方(男性)の岩波ジュニア新書を手にしたのね。題名は,「正しいパンツのたたみ方」だったと思う。




彼が英語教員を辞めて,家庭科に変更した時のことが書いてあったのだけど,すんごく気持ちがわかるの。この方を英語の研究会にもお呼びするべきよ。聞くところによると,NHKの家庭科の番組にも出演されていたそうなの。家庭科の教科の素晴らしさを語る彼の口調は,本当に羨ましい。




私のお知り合いにも,英語科教員に限界を感じて,家庭科の免許を取りなおして,現在家庭科の先生になっている方がいるのね。家庭科の先生方は,今回の震災や原発のことに対しての反応は誰よりもきっと鋭く,賢明で必死に訴えていると思うわ。


「生活の知恵」を教えられる教科なんて本当に羨ましい。英語科の教員に足りないのは,他教科の先生方にもっと耳を傾けることだと思う。本当に切実よ。




よく,チンドン屋みたいに英語のワークショップを開いて満足しているへんちくりんな英語の先生いるでしょ?あの人たちには,全くないところなんだよね。決定的に欠けている。教育者としての自覚が,決定的に欠けてると思うわ。そういう英語のワークショップばかりを聞いていると,何が間違っているかが分からなくなってしまうのね。恐ろしいことに,英語教員の内々の話は,外の世界では全く通じない。




英語教育の研究団体の世界は,ある意味,なんかの宗教団体かなにかのようなものよ。入りすぎると危険だし,頭が悪くなっていくと私は考えている。逆に別の分野の人達を中に入れたらいい,どんなにヅレたことを言っているかを,きっちり指摘してもらうといい。現在,名前が出ている人達が,いかに怪しい人物かをはっきり指摘してもらった方がいい。英語の教員の中でしか通じない話を,永遠としている人達の集まりは,本当に異常だし異様。