孫正義社長,USTREAMから | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

原発の問題は毎日のように私も気になっている。福島にお住いの方々の気持ちを考えると胸が痛くなるのと同様,今後の日本の運命を左右する大事件だからだ。

孫社長は,東北大地震のために100億円も寄付した方で,言葉だけでなく実際何が出来るかということを考え,行動に移している指導者の内のお一人だ。

孫さんの一語一句はツイッター上で私も追っているが,孫さんが常日頃から言われていることは,「日本の一市民として~」だ。
大変に有名な方なので,一言を発するだけで大変な圧力も(国やその他の企業から)かけられるでしょう。まさに,孫さん自身の命をかける言動に違いない。
また,心ない言葉を発する馬鹿な一般人もいるかもしれない中にあって,はっきりとご自身の立場を示されることは素晴らしいと思う。立派な日本を代表する企業人だと私は思う。

福島の県知事ですら,県民を守るための発言を発信していない中,孫さんがきちんと勉強した上で,現在大変な中にある国,国民,特に福島の原発周辺の住民の方々を助けようと働きかけていることは,まさに正義の味方の登場だと思う(お名前が「正義」なだけに)。

福島の県知事は,原発の推進派だったらしいが,このような地獄のような中にあっても,まだ推進派なのだろうか,文科省が子供が1年間に受ける放射能の量を年間の1ミリシーベルトから20シミリーベルトに引き上げたことに対して何も言わないのはおかしい。これは原発の作業員が一年間に受ける放射能の量と同じなのだと,ロシアの専門家が言っていた。事故後,急に法的な許容量が改正されることに抗議をしないのはおかしい。


動画
↓ 
http://www.ustream.tv/recorded/14195781#utm_campaign=unknown&utm_source=14195781&utm_medium=social



放射能の脅威は今すぐに出ない。レベル5のアメリカのスリーマイル島の原発事故の6ヶ月後に,原発事故付近で8本足の牛が産まれたことや,奇形の花が見られたという事実を知って,また周辺住民の健康の異常,癌になる人が増えたこと,何年か後には,奇形の子供が産まれたことなどの因果関係を調べれば,今はすぐには影響が出ないとしても,将来子供たちが家庭を持つ時,またその子供の代に出るかもしれないのだ。福島のレベルは7。スリーマイルより2段階も上であり,チェルノブイリと同じ。チェルノブイリの周辺はまだ人が住めない状況にある。

動植物に奇形が続出 ⇒http://morimori5555.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/208-e38c.html

こちらの地域にある原発は,事故が起きていなく,通常の運転をしているにしても,原発周辺の桜の花は奇形が13パーセントあると報告されている。原発のない地域に比べて1万倍くらいの奇形の花の発見率なのだ。そういうことは何も報じられない。
通常桜の花は5枚の花ビラが普通なのだが,3枚の花ビラの桜が原発周辺に多い。

子供たちを一番に守らなければならない文部科学省が,子供を見殺しにするようなことがあってはならない。福島の子供たちの保護を徹底するとともに,東京電力の早急の福島原発の放射能の封じ込めと廃炉への作業の成功を頼みたい。

何週間か前に海に流された高濃度の放射能も1年間に原子炉から出される量の2万倍だったと報道された。日本近海の魚は本当に安全なのだろうか。永久に魚など食べることなど出来ないのではないか。単純計算して2万年もの量の放射能を浴びた魚が安全だとは到底思えないのである。水は安全なのだろうか。そういう不安を皆持ちながら,皆生活をしている。事の重大さを知れば,いてもたってもいられない気持だ。