私のご近所には,
東証一部上場した製薬関連の会社に勤める同い年の女性がいる。
その会社はこちらで設立された後,本社を東京に移し,全国はもちろん海外にも研究所がある。
彼女は,有能なので,会社からお金出してもらい,仕事をしながら研究している。
会社で手掛けていた研究が,修士課程相当と認められ,学部卒で博士課程への入学認められた人だ。
その彼女と,先日英語のことが話題になった。
高校時代は英語なんて大嫌いだったけれど,今,実際に論文を読んだり書いたりする際には英語なんだよね。
「英語を話すのは苦手だけれど,英語使った研究の方が多い。」と。
専門的な用語は分かっているので,同じ分野の英文を読むことは苦でないらしい。
逆に私が彼女の読んでいる英文を見ても,ちんぷんかんぷんで理解できないかもしれない。専門用語は,その専門に長けていて普段から使用している人でないと難しい。医学用語もしかり。
日本の科学技術が未だ世界が注目するものであることは,彼女の話を聞いていてもよく理解できる。
彼女のようになれと言われても,それは無理な話で,
では,一体何が私にはできるのかしらと考えてみる。
・・・・・・
私にできることがあるはず・・・
逆に海外から私達を視察しに来たいと言っているのにはわけがあるに違いない。
以前は私たちが多くのことを学んできた国の人々が,わざわざ足を運んでくることの意味を考えてみる。
私たちの日常に,それがあるのだとすれば,
それをそのまま見せてあげればいい。そのための準備を今している。
“武士道”のこと。