JALが潰れるという意味をよく考えてみる。
JALの社長と言えば,倹約家で有名。
きっといろんな思いで,今回の破綻を受け止めておられることしょうね。悔しい思いをされていることと思います。
ところで,今朝がたのニュースに社長の会見があったのだが皆さんご覧になられたでしょうか?
今朝は,昨日の長距離走の疲れが取れず,思わず大寝坊。(これは余談)
記者会見でJALの西松社長が、何故潰れることになったのか?という質問で、
サブプライムローンの影響だと答えていた。
その後、記者がなんらかの突っ込んだ質問をするかと思ったら、何もなし。
あれで、国民が納得できるのかと私は見ていて感じたし、
そもそも日本のメディア自体が、恣意的な言いまわしで済ませちゃっているものだから、なんだか変だな、納得できないなぁーという感が残ってすっきりしない。
つまり、かなり危険な理由があると臭う。
2兆円もの負債を抱えていた時点で、末期も末期な状態だったわけで、頭の良い経営陣が揃っているはずなのに、どうして・・・の気持ちが拭い去れない。
日本で1番早く移動できる主要な交通手段の航空会社、しかも日本最大手が潰れるということは、
傾き始めの予兆。
いよいよ、来てしまうかもしれない。
ある経済学者が(海外)、あと十年、早くて五年で、日本の経済は破綻し、インフレが進んで円が暴落すると読んでいる。
国が銀行や企業を保護すればするほど、国際的にはその信頼性がなくなるということらしい。
日本の企業はすべて国が保護するという構造は、企業自体の自主・自立性を失う。
守りが過ぎると努力が無駄になり、まともにやっているところは馬鹿を見るわけで、
そういう基本的な感覚を削いでいることに気付かないことは、いや、気付いていてあえてするということは、
どういう意味が隠されていると思いますか?
良心的に対処しようとすればするほど、
どうなるのかしら?
どうなるのかしらね。