フランス映画 「シェルプールの雨傘」と「ロシュフォールの恋人達」でまったり | 女王様のブログ

女王様のブログ

ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

昨日は地元のコミュニティーシネマでフランス映画を鑑賞。

『シェルプールの雨傘』製作45周年ということで,全国どの地域もこの映画の上映会を行なっているらしい。

鮮やかな色使いと,今でも十分女性達のお手本となりそうなドヌーブのファッション。

切ないストリーと,名曲。

こちらの映像と歌詞の内容を知って思わず涙が・・・・。

フランス映画は人間の内面描写の仕方が日本人に受け入れられやすい。
細かい繊細な心の動きを上手に感動的に,分かりやすくしかも謎めいて表現しているところは素晴らしい。

世の中の女性はこの映画に夢中になる。(普通の感覚をお持ちの方は)

しかし,

世界で一番美しい人と言われたカトリーヌ・ドヌーブの全てが魅力的で,暫く,私(女王様)に影響を与えそうだ。今, 髪形真似してます。バーバリーのコートも秋に向けて購入しようかと考え中。鼻の高さは負けてないと思うのだけれど・・・,何で私はしがない教師なのかしら?




「ロシュフォールの恋人達」も良かった。




映画鑑賞の後は,小洒落たイタメシ屋でシャンパンとワインを飲みながら,皆でそれぞれの感想を述べてあーだこーだと講評会。フランス文化に触れながらまったりとした夜だった。

一緒に向かったのが職場の同僚だったので,最後は皆で教育談義。(ええ,行き着くところはやはりそこ)
このサウンドトラックの2枚のCD,およそ6000円也を衝動買い。経済活動に貢献した。


追記:

半世紀前にすでにこのようなレベルの高い芸術性溢れる映画を創っていたことで, 「こんな国(フランス)に戦争で日本が勝てるわけがない。」と映画館の誰かが言っていた。

それから,
離婚率の高さと,子供の扱いの荒さは映画の中でも窺い知ることが出来る。
成熟している国は,大人の生き方を大事にするのね。『お子様』などと,子供に「~様」付けで呼んでいる日本とは違う感じはする。
まともに両親が揃った家庭は一つもなかった。皆,離婚か,独身。
結局,個人主義ってそういうことなんでしょうね。個の利益を優先させるとバラバラにならざるを得ないのだろうな。一瞬楽で幸せだろうけど,晩年は寂しい感じはする。