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高校進学者:2%に発達障害--文科省調査

 高校進学者のうち、2・1%程度の生徒に自閉症や学習障害(LD)などの発達障害があることが10日、文部科学省の調査で分かった。定時制高校では進学者全体の14・1%を占めていた。発達障害がある子供たちの高校進学に関する実態はこれまで不明だった。

 中学の通常学級に在籍し、今年3月に卒業した生徒約1万7000人を対象に調査した。卒業時点で発達障害があるとされた生徒は約2・4%で、うち約86・5%が高校に進学。進学者全体に占める割合は約2・1%だった。全日制の中では1・6%にとどまり、定時制や通信制(15・7%)の高校が受け皿になっている実態が浮かんだ。 


(女王様のコメント)

発達障害児ということが判明した子供だけで2.1%ということなので,実際はこの倍以上はいると感じる。男女比率も出していただきたい。発達障害は女子よりも男子に多い。


以前,前任校で,視力があるのに目が見えないと言い出したり,トイレの壁にうんこを付ける癖のある人,痴漢が常習となってしまっている人,高校生にしてうんこやおしっこをもらす人。こんな子供たちもいたと同僚からお聞きしたことがある。(実際もっといろいろなことがあるが)


何年か前は,養護学校しか受け入れが難しかった生徒も健常者と一緒に学ぶことができるようになり,尚一層の生徒の多様性の中で教師の力量を試されるようになってきた。


私のクラスにも具体的なことは言えないが,そのような生徒が現在いる。

だから,その子自身への配慮だけでなくその他の子供たちへの配慮も要される。


特に英語は言語活動であり,発音が人一倍難しい彼にとっては苦痛な授業の一つに違いないので,そのようにならないように工夫している。(これは実際に受け持ったことがない人には分からない)


このような状況も調べずに,学習指導要領をなお一層難しく複雑にしている文科省に怒りを感じるし,あなた自身がここに来て子供を教えてくださいと言いたい。


「教育」は全然綺麗ごとでない。そこにいる子供たち一人ひとりの顔を思い浮かべることが出来ない方針や政策はそれこそ「絵に描いたもち」なのではないだろうか。


文科省が,現場で奮闘している先生方を足場にしてのさばっている人間を,どうして中央に据えるのか私は理解できない。


自民でも民主でも,


私は本当に頑張っている人たちのやる気を削ぐことのない,光を当ててくれるところに投票する。一生懸命の人間の肩を後押ししてくれるような政党,政治家を支持する。


そしてそのような指導者やメディアを支持する。