仕事直結の授業中心、「新大学」創設へ 中教審の報告案
中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は22日、会議を開き、職業教育に絞った「新しい大学」を創設する方針を打ち出した。教養や研究を重視する今の大学・短大とは別の高等教育機関(新学校種)。実務の知識や経験、資格を持つ教員が職業に直結する教育を担う。実現すれば、高校卒業後の学校制度が大幅に変わることになる。
これまでの議論では、新大学の名称は「専門大学」「職業大学」などが考えられている。報告案によると、新たな教育課程は、実験や実習など仕事に直結する授業に重点を置き、割合として4~5割を例示している。このほか関連する企業での一定期間のインターンシップを義務づけ、教育課程の編成でも企業などと連携する。修業年限を2~3年または4年以上を考えている。
中教審での議論は、就職しても早期に仕事をやめる若者が増えていることや、かつてと仕事内容や雇用構造が大きく変わったことから始まった。この過程で、一般(教養)教育や研究に多くの時間を割く、これまでの大学と目的が異なる新たな高等教育機関の設立が具体化してきた。
今後の議論を踏まえて方針が了承されると、文科省が制度設計の作業に入る。設置基準などの仕組みができれば、新大学への移行を希望する専修学校(専門課程)などが集まるとみられる。
ただ、現状の専修学校の制度は、私学助成対象とならない代わりに設置基準が緩く、自由な運営や教育ができる。また新大学が、地域の大学や短大などと競合する場合もあり、反発が出る可能性もある。22日の会議でも「現行の大学にも多様性があり、議論は尽くされていない」との反対意見が出た。中教は今夏をめどに報告をまとめる方針だ。
少子化で大学が潰れている時代に,どうしてまた大学を創ろうとしているのか?
このような大学には,この大学を創ろうとしている人たちのご子息や孫たちは絶対に入らないのだ。ズルイ!
専門的に力を付けさせたいなら,高等学校教育から抜本的な見直しをしたら良いではないか?どうして有り余っている大学をまた設立しようとするのか?
一部の人間の利益のためか?何を見ているのか?国は?
株式会社設立の大学で懲りるべきなのに。
日本の大学はもう駄目なんですかね。あせって何でもかんでも始めたって何にもならない。
いい加減に気づくべき!お金の無駄。
大学なんていうところは,勉学というよりも,人との繋がりのほうが大事なのに,あなた自身はどうなのかと聞きたい。人とのつながりの中で生まれてくる社会ではないの?概念や文字から生まれるものはその繋ぎにしかすぎない。人との係わり合いの中で,すべては生まれるのに。
どのような人を育てていきたいかという考えなしに、闇雲に形だけ作ろうとしても失敗する。被害を受けるのはいつも弱い立場の人たち。
また路頭に迷わせる気なのか?
大学で学んだ机上論など,社会に出ればほとんどが忘れ去られる。実社会に出てみなければ,本物の専門的な知識などつかないのに。
常套句もいい加減にしてほしい。綺麗ごとすぎる。
社会の厳しさや理不尽さを体で経験している人間の方が役に立つ。
過保護の中で,子供の言いなりの親たちが育てた子供が,職業を持つに値する人間に育つわけがない。どこまで子供達をごまかして育てるつもりなのか?
ちゃんと調査しているのだろうか?