蟹よりもいい表現があったはず | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

本田由紀さんって,

東大の先生なのですが,改めて彼女の書いたものを読んでみて思うことがある。


女性の文章は非常に分かりやすくて,読みやすい。


女王様は,推理小説も男性が書いたものより女性が書いた方のものを好む傾向がある。


彼女が「ニートって言うな」の著書の中で,新卒の入社した学生をというのはいただけないが(生徒のことを言われているようで),発想が面白い。


他に何か表現の仕方がなかったものかと,考えてみた。


ヤドカリ(んーちょっと違う)

型に入れる前のクッキーの生地(これは生物でない)

紙粘土(すぐ固まりやすい)

亀(これは甲羅を脱いだ状態を想像できる。しかし,亀には違った意味での印象があるからNG)

海老(あまり絵本に出てこない。)


難しいな。


やっぱり蟹が一番面白い。


私は彼女の言われている職業的意義の高い教育を高等学校から施すことにはあまり良いと思っていない。専門教育にも,良い所だけでなく悪い所もある。

普通科の学校でプラプラ遊んでしまっている子供達はそういった教育を施してやってもいいのだろうが,

普通科目にすら一生懸命になれない子供達に専門的なことは出来ない。もっと高度で難しい。


そこのあたりはもっと調査されるべきだった。


普通科目の,特に国語教育を増やして,自身の意見を表現する方法や,同い年の仲間と議論しあったり,時事問題や歴史のことなどを皆で考え話し合ったりする時間をもっと設けるべき。(アメリカの名門のチョート校のカリキュラムみたいに)


専門教育を受けた子供でも,本田さんのいる東大に多く通らせてもらえるのなら,世間の価値観もがらっと変わり,本田さんが言ったようになるかもしれないと感じます。


世の中のエリートといわれる人々(本田さん自身もそう)は,皆普通科の進学校に行っている。


そこから違うし,矛盾していると女王様は思う。


ニートやフリーターは,そう簡単になくならない。


そんなものは,40年も前からある。