漫画本ばかりに人が集っているのを横目に,真面目な本ばかりを物色。
子供から,「ケロロが面白いから,読んでみたら。」と貴重な誘いを受けたのだが,全く興味持てず。
未だにケロヨンも,ケロケロケロッピーも,ケロロもキロロも何でも同じ。
はっきり言って,カエルから何を学ぶことが出来るのか?
あんなに苦労して産むんだったら,
両生類の卵で生まれくれば,非常に楽だったのにー!
カエルのお母さんに面倒見てもらえっ!
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普通一般の人たちは,
ネオリベラリズムなどと言う言葉を,日常会話に口にしている環境ではないので,
どういうものかというと,
「新自由主義」
批判的な意味を含めると
,「市場原理主義」「市場独裁主義」と呼ばれる。
この本,
一つ一つの項目は興味深くて,納得できる面白いものなのだが,
いろんなことが盛り沢山で,最終的に何が言いたいのか,どのように私達が生きるべきなのかという示唆は乏しい。
次世代のために書いたので,18歳のフランスにいる娘さんに意見をもらったそうだが,実際に将来の日本を動かしていくのは,現在真っぽし日本の教育の中に入って学んでいる十代なので,この子供達に影響のある言葉になるように書いた方が影響力があると感じる。
「引きこもり」におけるメタ・ライフ・ポリティクスとか,
メディア・スピリッチュアリズムとか,プレカリテとか,ニューエイジとか,アコワイエとかマッチョ,コンフリクト,ケータイまで・・・・。
なんとカタカナの多いこと!!!!
このような言葉を、意図的にお使いになるのは社会学者としていかがなものかしら?
日本語での出版物なのだから,日本語に訳せるもしくは表記できるものはすべきであったと思う。
日本語を崩しているのは,実は学者の方々であったりするのだ。
若者達は,
この「ネオリベ」という言葉をバカの一つ覚えのように使っている。
本当の意味など知らないくせに。
何が,新自由主義よ。
何が分かるのよ!!!って,言ってみたい気になるのは私だけだろうか?
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社会学者って,少なくとも社会の中に入って活動する人たちでないと意味がないですよね。
述べられている一つ一つの言葉が,軽く聞こえてしまうのは私だけかしら?
学生運動の世代と違って,その後の日本がゆるーく,あまちゃんだった時代に学生だった方々に,
今の若者達のことをいろいろ分析されるのは気分がよろしくない。
本当に命をかけて,青年達の指揮を取り,政府に働きかけたり,弱者を守ろうとして活動している本当の意味での社会学者は,
学者の中にはいないのだと,感じざるを得ない。
皆,他所の話で,自身に降りかかってくるような問題ではないという感覚の物言い。
女王様は,
実践のない学者が嫌い!
樫村 愛子
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